乃木坂46、アンダーメンバーが8000人を前にパフォーマンス “全員センター”で新たな一面も

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 ここでビジョンには、とある会議室に呼び出されたメンバーが映し出され、今回の企画として、メンバー全員が抽選をし、どれか1曲でセンターを務めるという「全員センター」を行うことが明らかになった。その後、同企画のトップバッターとして、樋口日奈がセンターを務める「ぐるぐるカーテン」を披露。樋口の柔和なキャラクターが同曲のテンポ感に上手くマッチしているように見えた。

 続いて「春のメロディー」でセンターを引き当てたのは、研究生の寺田蘭世。今回の企画ならではの登用に、ファンが歓声を送ると、寺田は幼い声を振り絞って同曲を歌い上げた。7曲目は齋藤飛鳥がセンターを引き当て、彼女の元気でおてんばなイメージが当てはまる「夏のFree&Easy」を披露し、8曲目はアリーナ近くのサブステージから、伊藤万理華がセンターの「扇風機」を披露した。

 9曲目の「バレッタ」は、イントロが始まってもセンターが分からないまま、ビジョンに影だけが映し出され、Aメロ直前にその姿が研究生・相楽伊織のものであると判明。同曲は相楽が7月11日のアンダーライブ初登場時に、奇しくもセンターを務めた楽曲で、その引きの強さに驚かされた。10曲目は川村真洋がロック調の「音が出ないギター」でキレのあるパフォーマンスを見せると、11曲目の「失いたくないから」では、川後陽菜がセンターを務めた。川後は同曲を悲しげに歌い上げたあと、選抜メンバーの深川麻衣に対する“私信”を手紙として読み上げ、観客を爆笑させた。

 12曲目「指望遠鏡」でセンターを引き当てたのは中田花奈。中田はサブステージからハンドカメラを使って観客をビジョンに映し出すという演出を取り入れ、自分の名前が書かれた「推しタオル」を客席に見つけると、そのタオルを掲げたいた男性客にプレゼントを進呈すると語るサプライズを演出した。前半戦最後の「左胸の勇気」でセンターを引き当てた能條愛未は、彼女のバラエティキャラを存分に活かしたパフォーマンスを披露。能條は「本日の主役」と書かれた襷を肩に掛け、全員で揃って行う振り付けのシーンでも他のメンバーが散っていったり、ビジョンには某大型掲示板を模したコメントの弾幕が流れたりと、手の込んだ仕掛けで観客を楽しませていた。

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