嵐のムービングステージだけじゃない!? ジャニーズ若手のド派手なコンサート演出5選

Hey! Say! JUMPの大所帯パフォーマンス

「Hey! Say! JUMPは9人という大所帯を活かしたステージングが、他のグループにはない迫力を生みます。全員が異なるカラーの衣装をきているだけでもカラフルで楽しいのに、それぞれが色違いの入り口から登場したりするので、とてもわくわくさせられます。また、9人での息の合ったダンスパフォーマンスは、彼らの最大の魅力のひとつで、そのクオリティの高さはダンスを専門とするグループにも引けを取らないほど。ジャニーズがとてもハイレベルなエンターテイメント集団であることを実感させられます」

ジャニーズJr.のジュニアマンション

「『SUMMARY of Johnnys World』という舞台とコンサートの中間のようなイベントでは、毎回ジャニーズJr.たちが『Jr.マンション』と呼ばれる、縦4列、横5列くらいの個室が並んだセットでダンスを繰り広げます。試着室が並んだような作りとなっていて、そこからお気に入りのメンバーを見つけるのがとても楽しいステージです。この演出はほかのミュージシャンのイベントなどでも見ることが増えてきたので、もしかしたら大人数のグループにとって定番的な舞台装置になっていくのかもしれませんね」

 ジャニーズはもともとミュージカルから着想を得たグループのため、舞台演出にはことさらこだわりが強い。さらに、メンバーにはJr.時代からステージの裏方を経験させるほか、各人のアイデアも積極的に取り入れるため、既存の枠組みにとらわれない大胆な演出が可能となると佐藤氏は話す。日本の音楽シーンに大きな影響を与えてきたジャニーズの舞台演出。その将来への“布石”を読む上でも、若手グループのステージは必見といえそうだ。

(文=松下博夫)

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