『MILIYAH 10th Anniversary PREMIUM PARTY』レポ
加藤ミリヤ、10周年ライブで“ミリヤー”達に感謝「分かち合いたいと思って曲を作っています」
加藤ミリヤが、9月8日に新木場STUDIO COASTでデビュー10周年記念イベント『FURYU presents MILIYAH 10th Anniversary PREMIUM PARTY supported by uP!!!』を開催した。
同イベントはMILIYAH MOBILE会員から寄せられた30,000通の応募から、抽選倍率15倍のプレミアムチケットを手にした2,000人のファンとともにミリヤの10周年を祝うもので、会場に設置された展示エリアには、彼女の歴代のツアー衣装やグッズ、パネルが設置され、さらに加藤ミリヤがアイコンとなる最新プリ機『FASHIONisM(ファッショニズム)』もお披露目された。
ライブの開始時間になると、ピンスポットとともに、オープニングアクトの當山みれいが登場。當山はMCで「今の私と同じ16でデビューをされた、ミリヤさんのようにビッグになれたらと頑張っています。憧れの存在です。スクール時代はよく加藤ミリヤさんの曲を歌わせて貰って…」と、ミリヤへリスペクトを告げた後、しっとりとしたAメロから、徐々に激しい四つ打ちに変わるダンスナンバー「I Wanna NO feat. SHUN」を披露。ステージを縦横無尽に飛び跳ねながらキレのあるダンスで歌い踊り、会場の空気を一気に熱くした。続いて、スクリーンに「GUEST ACT:SHUN」という文字が映し出され、SHUNがダンサー2人を引き連れて登場。代表曲の「LOOKΛME」などで観客を盛り上げた。
その後、彼女の歴史を振り返るVTRが流れ、紙吹雪の中、本日のメインアクトである加藤ミリヤが登場。自ら「10周年おめでとー」と茶目っ気たっぷりに挨拶したミリヤは、ライブの前にいくつかの催しがあることを告げ、過去にホールツアー限定で行っており、ファンから好評だったQ&Aコーナーへと移った。事前にオフィシャルサイトで募集された質問から厳選したものに対し、その場でミリヤが回答。「10年を一言で表すと?」という質問に対しては「愛しかない。以上です」と答えたり、「10年後こうなってたいと思うところは?」という問いかけに対しては「10年後か…。36(歳)とかバリバリでしょ。踊っちゃって歌っちゃって。マドンナみたいにハイレグ着たいですね。まだいけるっしょ(笑)?」と彼女らしいチャーミングな回答で観客を笑わせた。そのほか、ファッションや恋愛に関する質問も飛び出し「失恋したときはどうやって立ち直る?」と聞かれたミリヤは「恋人に振られたことはない。なんでかというとめっちゃ尽くすから。人になにかしてあげることが好きだから。失恋したときは…曲を書くね」とミュージシャンらしい回答をし、会場の“ミリヤー”(彼女のファッションやメイクを真似する女性ファンの総称)から羨望の眼差しを浴びていた。