PIERROT復活宣言に波紋広がる 東海林のり子「V系の歴史の中でも大きなポイント」

 12日当日、アルタ前には多数のファンが集結し、固唾を飲んで見守る中、18時ピッタリにアルタビジョンでメンバーがラストシングル『HELLO』を演奏するMVが公開され、2014年10月24日(金)25日(土)に「DICTATORS CIRCUS FINAL」と銘打たれたライブをさいたまスーパーアリーナで行うことが発表された。

HELLO 20140412

 彼らのオフィシャルサイトには声明文として、下記のような文章が掲載されている。

PIERROT声明文

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声明文
2006年4月12日、
此の日に解散を発表しました。
どこまでも真剣に突き進んだ結果、決断したことでした。
言葉にできない感情を胸に、
数えきれない想いを背に、
誰一人止まらずに、前だけを見て進んできました。
2014年4月12日、
此の日に再び5人で皆さんの前に立つことを発表します。
過去を再生するのではありません。
現在のPIERROTを観てください。
PIERROT
キリト アイジ 潤 KOHTA TAKEO
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 また、今回の復活劇について、ヴィジュアル系ファンとしても有名な"ロッキンママ"ことレポーターの東海林のり子はリアルサウンドの取材にこうコメントしてくれた。

「『えー!ホントにー!』って感じですよね。…でも、こうやって発表されているということはホントなんですよね。私もヴィジュアル系のお仕事をしていると、今でもピエラー(※PIERROTのファンの名称)の子たちから「PIERROTは復活しないのですか?」という質問はよくいただいたいました。今はメンバーもそれぞれの音楽活動をしていますし、バンドというものは「兄弟」や「家族」みたいなもので、絆が深いからこそ、意見が衝突してしまうこともあると思うんです。それはバンドにつきもの。それが長い年月を経て、もう一度集まろう、自分たちの音楽をやろうという話になったというのなら大歓迎だわ!
 メンバーのことはインディーズの頃から知っているけど、みんなユニークな個性を持っている方たちばかり。それぞれ成長した状態でもう一度集まる…それはとっても嬉しいこと!ヴィジュアル系の歴史の中でも大きなポイントになると思いますし、誰もがもう一度見たいと思っていたPIERROTのライブ、本当に楽しみです」

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