嵐、西野カナ、氣志團……春ドラマ「主題歌」の傾向と対策

テレビ朝日系

 水9には小栗旬が“死者の声が聞こえる刑事”として主演を務めるドラマ『BORDER』が放送される。主題歌を歌うのは海外進出も決定しているオオカミバンド、MAN WITH A MISSIONだ。ハードロック調の「evils fall」は、生死の境で葛藤する登場人物を描く同ドラマにぴったりの楽曲だといえよう。

その他にも『TEAM』(テレビ朝日系)にはミリショーこと加藤ミリヤ×清水翔太が新曲を提供していたり、再始動したウルフルズはホンジャマカ・石塚英彦主演の『刑事110キロ』に「ヒーロー」を提供している。まだ明かされていない『死神くん』の主題歌に関しては、嵐が担当するのではないかとの声もあるようだ。

テレビ東京系

 テレビ東京系の春ドラマは、大人向けともいえる顔ぶれとなっている。『モテキ』などでお馴染みの大根仁が監督・脚本を務め、オダギリジョーが主演する『リバースエッジ 大川端探偵社』には、EGO-WRAPPIN’が「Neon Sign Stomp」を提供。同バンドは劇中曲も担当しており、大根も「頭の中にはいつもエゴ・ラッピンの曲が流れていました」と起用の理由を語るなど、ドラマの世界観にバッチリとハマっているようだ。『半沢直樹』で熱演を見せた滝藤賢一が主演するドラマ『俺のダンディズム』で、主題歌を歌うのは斉藤和義&中村達也のユニット、MANNISH BOYS。腕時計や万年筆といったアイテムのうんちくを学びながら、滝藤と視聴者がどんどん「大人の男」になっていく同番組において、2人のダンディな楽曲はどう響くのだろうか。

 今クールの主題歌の傾向としては、嵐や西野カナ、氣志團など、人気と実績のあるアーティストが目立つことだ。嵐に関しては、仮に『死神くん』の主題歌が決まれば、同クールで複数の主題歌を手がけることになる。一方で、MAN WITH A MISSIONやN’夙川BOYSをはじめとした若手・新進アーティスト、EGO-WRAPPIN’のような音楽リスナーに人気の高いアーティストの健闘にも期待したい。
(文=中村拓海)

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