オアシス、ALデビュー20周年で再結成期待再燃 ギャラガー兄弟らの発言から「Xデイ」を読む
2009年、兄ノエル・ギャラガーの脱退によってその黄金の歴史にピリオドを打った英国のロック・バンド、オアシス。そんな彼らが、94年発売のデビュー・アルバム『Definitely Maybe』の20周年記念プロダクツを発売することが先日発表され、日本盤にはレアなボーナス・トラックが2曲収録される事が決定した。
今回のデビュー20周年にあたって、ネットでは発表前からファンの間で「再結成」というビッグニュースを期待する様々な憶測がされてきた。それを助長するかのように、2月25日にはオアシスの公式Facebookページ上、公式Twitterアカウント上に、”26 Feb. 9am”というテキストと共に、モンタージュ映像が投稿され、彼らの再結成がいよいよ現実になったか? との声も上がった。しかし、実際には『Definitely Maybe』20周年記念盤が発売されるというニュースで、再結成に関するアナウンスはなかった。
オアシスの再結成観測については、ギャラガー兄弟やその関係者の発言と、彼らのメモリアルイヤーが今年から再来年にかけて次々と訪れることも加味され、大きく取り上げられるようになってきている。
2014年はデビューアルバム『Definitely Maybe』の20周年、2015年は彼らがリリースしたアルバムの中でも、最高の売り上げを叩き出した『(What's the Story) Morning Glory?』の20周年、2016年はバンド結成から25周年と、再結成するにはおあつらえ向きのイベントが目白押しとなっているのだ。
当初から一貫して強気の発言を続けるギャラガー兄弟は、この再結成に関して、否定する旨のコメントをしているが、オアシスの解散から年数が経つにつれ、だんだん柔らかくなっているように思えなくもない。