武道館の次は“やぐら”!? 30周年の怒髪天、スペシャライブで熱唱

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今年1月、30周年にして初の武道館ライブを行った怒髪天。

 “あなたの側で、生きてる音楽”をコンセプトに、スペースシャワーTVがトップミュージシャンと送るプレミアムライブ番組『SPACE SHOWER TV“LIVE with YOU”~怒髪天~』の収録が、関東近郊某所で行われた。運よく参加権を手にしたのは600人。1月12日に結成30周年の武道館ライブを終えた怒髪天は、想像を凌駕するほどの気迫をもって、ステージに立った。

 まずは誰もが、スペシャルなライブセットに圧倒されたことだろう。怒髪天の念願だったという、会場の天井に届きそうなほどの大きな“やぐら”。そして、やぐらを支える円卓型の巨大ステージがセットされていた。実はこの円卓は、はっぴを着たスタッフの人力(!)で回転する仕様だ。

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中央に据えられたステージには、やぐらが組まれた。

 メンバー増子直純(Vo)、上原子友康(G)、 清水泰次(B)、坂詰克彦(Dr)が円卓の四方向にスタンバイしたところで一曲目の「己DANCE」が鳴り、怒髪天ライブのお決まりとして増子が櫛(くし)を取り出し髪を整えると、歓声が沸き上がる。さらに、スタート直後からテクノ・ミュージックさながら、無数のレーザー光がステージに降り注ぐという豪華な演出。ここで増子が「同じ北海道出身のサカナクション(のライブ)みたいだろ?」と笑わせたら、もう楽しむしかない。特に「明日への扉」では、怒髪天の明るさが会場全体を包み込み、メンバー・観客が一体となってこのスペシャルなステージを楽しんでいた。

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