グラミー賞のロードだけじゃない 海外で10代の有望シンガーソングライターたちが台頭中
バーディー
イギリスはハンプシャー、ライミントン出身で現在18歳のシンガー・ソングライター。2011年の1月、同年にグラミー賞を受賞したボン・イヴェールの「Skinny Love」をカバーし、デビュー・シングルとしてリリースしたところ、全英チャート17位を記録。その他にも、オランダで1位、オーストラリアとフランスで2位と、ヨーロッパ諸国とオーストラリアで特に人気を博した。
影響を受けたアーティストとして、アデルやTHE XXなどの、近年活躍したアーティストの名前が挙がることから、新時代のシンガーソングライターとして注目を集めている。
ジェイク・バグ
イギリスのノッティンガム出身。14歳でギターを始めた彼は、17歳でマーキュリー・レコードと契約すると、2012年にはノエル・ギャラガーとストーン・ローゼズという、超大物のオープニング・アクトに抜擢され、世界から注目を集めた。同年にリリースされたデビュー・アルバム『ジェイク・バグ』は全英アルバムチャート初登場1位を記録した。日本でも2013年度の「SUMMER SONIC 2013」に出演し、今年の4月26日~30日には来日ツアーも開催されるなど、反響を呼んでいる。
1970~1980年代の世代とゼロ年代以降のアーティストが持つそれぞれの音楽性を、新しい解釈を取り入れて歌い上げる彼ら。今後もインターネットのさらなる発展と共に、若い才能がこれまで以上の早さで「発見」される可能性が高まりそうだ。
(文=編集部)