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アカデミー賞外国語映画賞受賞作『セールスマン』、主演女優タラネ・アリドゥスティ来日へ

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 第89回アカデミー賞外国語映画賞を受賞した『セールスマン』の主演女優タラネ・アリドゥスティの来日が決定。あわせてファルハディ監督のコメントとメイキング写真が公開された。

 本作は、『別離』『ある過去の行方』のアスガー・ファルハディ監督最新作。教師をしながら、小さな劇団で妻とともに、作家アーサー・ミラーの戯曲「セールスマンの死」に出演中の夫が、引っ越したばかりの自宅で妻を襲った犯人を捜す模様を描き出す。第89回アカデミー賞外国語映画賞のほか、第69回カンヌ国際映画祭では、脚本賞と主演男優賞をW受賞している。

 このたび来日が決定したのは、トランプ政権の入国禁止措置に抗議して、ファルハディ監督とともに第89回アカデミー賞授賞式をボイコットしたことで知られる主演女優のタラネ・アリドゥスティ。ファルハディ監督はアリドゥスティについて、「この映画の概要を書いているときから、この夫婦役を誰が演じるか考えていました。それが、映画の世界に入っていくのに大変役に立つのです。撮影中、私はとても安心した状態でいられました。なぜならみんなが役柄のテイストを理解していたからです」とコメント。さらに、「タラネから『なぜラナは家族と一緒に住んでいないの?』と聞かれました。私は『彼女の家族は違う町に住んでいる』という考えを伝えました。そうすると、彼女は『わかりました。それではこれから私はこの役柄を今までとは変えて演じます。だって、彼女は地方出身ですから』と言われました」と、アリドゥスティトのやり取りを振り返っている。

 また、ファルハディ監督は作品について「ひとつの映画で、7000万人のそれぞれの信仰や生活がある多様な社会全体を描くことは、誰もできないことだと認識しています。しかし、ひとつの映画で、ひとつの社会の風景を描くことはできます。それが、たとえ、私の視点であったとしてもです。しかし、映画監督として、自分の才能を限定しない限りは、イランに開かれた窓を提供する機会を与えられていると思っています」とコメントしている。

 あわせて公開されたメイキング写真では、ファルハディ監督やアリドゥスティ、主演男優のシャハブ・ホセイニらの姿の撮影中の様子が捉えられている。

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■公開情報
『セールスマン』
6月10日(土)よりBunkamura ル・シネマほか全国順次ロードショー
監督・脚本:アスガー・ファルハディ
出演:シャハブ・ホセイニ、タラネ・アリドゥスティ
配給:スターサンズ/ドマ
2016/イラン・フランス/124分/ペルシャ語/ビスタ/原題:FORUSHANDE/字幕:齋藤敦子
(c)MEMENTOFILMS PRODUCTION-ASGHAR FARHADI PRODUCTION-ARTE FRANCE CINEMA 2016
公式サイト:www.thesalesman.jp

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