>  > 杉咲花、相手の感情を引き出す演技の魅力

“小橋家の三女”でブレイク! 杉咲花、引っ張りだこの理由は“感度の高さ”にアリ

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 杉咲の迫力に満ちた演技が、相手の感情やキャラクターをより強調する。中野監督は、杉咲について「とても感度の高い女優」と評しているが、こうした特徴は、彼女なりの役柄に向き合うスタンスが関係しているのではないかと思われる。杉咲は以前、準備の重要性を語っていたことがある。映画『愛を積むひと』では、長期の北海道ロケで役柄を自身に染み込ませた。『湯を沸かすほどの熱い愛』でも、クランクイン前から宮沢や妹役の伊東蒼と連絡先を交換し、家族としての準備をしっかり行った。『とと姉ちゃん』でも同じようなアプローチ方法で3姉妹の関係性を作っていったという。

 丁寧に役柄に寄り添うことにより、キャラクターとしての矛盾やブレが生じない。思う存分、目の前の相手や作品の世界観に没頭できる。こうした安心感が、対峙する相手としっかり呼応し、多くの相乗効果を生み出す。一方で、朝ドラを経験したことにより、短時間で状況にあった芝居を見つけていく瞬発力も学んだという。もともと「喜怒哀楽のスイッチの切り替えがうまい」という評価を制作サイドから耳にしたことがあったが、さらに自身が意識をすることで、今後より切れ味が増した演技が見られることだろう。

■磯部正和
雑誌の編集、スポーツ紙を経て映画ライターに。基本的に洋画が好きだが、仕事の関係で、近年は邦画を中心に鑑賞。本当は音楽が一番好き。不世出のギタリスト、ランディ・ローズとの出会いがこの仕事に就いたきっかけ。

■公開情報
『湯を沸かすほどの熱い愛』
10月29日(土)新宿バルト9ほか全国ロードショー
出演:宮沢りえ、杉咲花、篠原ゆき子、駿河太郎、伊東蒼、松坂桃李、オダギリジョー
脚本・監督:中野量太
主題歌:きのこ帝国「愛のゆくえ」
配給:クロックワークス
2016年/カラー/シネマスコープ/DCP5.1ch/125分
(c)2016「湯を沸かすほどの熱い愛」製作委員会
公式サイト:atsui-ai.com

      

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