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The Rumour

(ザ・ルーモア)

70年代半ばのパブ・ロック〜パンク・ロック・ムーヴメントの中で異彩を放っていたグレアム・パーカーを、レコーディングにライヴに強力にバックアップしたことで有名な5人組(G.パーカー&ザ・ルーモア名義では6枚のアルバムを制作。来日したこともある)。
元々はダックス・デラックスやブリンズレー・シュワルツなどなど、地道な活動を経てきたベテラン・ミュージシャンの集合体であり、いわゆる”ツボを心得た”アンサンブルはお手のもの。パーカーを支える一方で、ルーモア単独のアルバムも3枚リリース。渋好みなアメリカのルーツ・ロックに傾倒しながらも、ニューウェイヴの空気をたっぷり吸い込んだガレージな音作りは、ルーモア結成以前に各人が組んでいたどのバンドよりもよっぽど若々しいものだったりした。
パーカーがアメリカ市場にシフトしていた80年代には、両者の共演の機会はほとんど無かったが、90年代以降はふたたびパーカーのアルバムのクレジットにルーモアのメンバーが散見されるようになり、サウンドもよりシンプルなものに回帰しつつある。(小池清彦)

制作協力:
OKMusic

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