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Tha Alkaholiks

(ザ・アルカホリックス)

ノーコーストに活動を展開するアーティストを思い浮かべて欲しい。つまり地元意識などに縛られない(サウンド的にであり、アティテュードではない)ヒップホップ活動家を。誰が思いつく? 今なら50セントやザ・ゲームが有名だろう。しかし、以下のアーティストたちの存在も忘れてはいけない。まずはマスター・エース(彼がノーコースタル・ラッパーのパイオニアだろう)、そしてこの3人組、アルカホリックス(現リックス)だ。
J・ロー(あの人じゃない方)、タッシュ、E・スウィフトは、自身の2ndアルバム『コーストIIコースト』(95年)のプロダクションにN.Y.のトラック・メイカー陣を幅広く起用。それが彼らがノーコースタル・グループたる由縁だ。しかもこのアルバムでは今をときめく秀才プロデューサー、マッドリブも先物買いで起用している(実際にはカンキックやワイルドチャイルドら、つまりルートパックとして作られたらしい)。そういう素晴らしい“トラック選球眼”もリックスの魅力/才能なわけである。
ユーモアに溢れるリリック世界はまるでアルコール(グループ名アルカホリックはアルコール中毒の意。教育上よろしくないのでリックスに改名)のように芳醇なものばかり。そんな彼らだが、05年現在、オリジナル5作目のリリースを機会に解散するというニュースが飛び込んできた。ソロ活動に専念するそうだが……う〜む、残念。

制作協力:
OKMusic

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