Peter Whiteの記事・ニュース・画像一覧

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人気シンガー、バーシアのギタリストとしての活躍で知られるピーター・ホワイトは、流麗なメロディとイマジネーションに満ちあふれたハーモニー感覚で、スムース・ジャズ・シーンにおいて確固たる地位を築いている実力派アーティスト。
54年生まれのホワイトは、その少年時代を彩っていた60'sギター・ポップに魅せられてギターを始める。10代終わりの頃に、当時参加していたグループのマネージャーのつてで、アル・スチュワート(vo/g/key)のバック・バンドに加入。スチュワートのもとではソングライティングの才能を開花させ、「タイム・パッセージ」などのヒット曲を共作している。
79年にはロサンゼルスに拠点を移し、スチュワートのバック・バンドの他のメンバーたちと、ショット・イン・ザ・ダークというグループを結成する。この頃、弟のダニー(prod)が人気グループ、マット・ビアンコを結成——87年に看板シンガー、バーシアがグループを離脱してソロ活動に入った時、ホワイト兄弟で彼女を全面的にサポートすることになる。バーシアは世界中で圧倒的な成功を収め、その後もピーター・ホワイトは彼女のサウンドの中核として活躍し続けた。
90年に初のソロ・アルバム『Reveillez-Vous』を発表。アル・スチュワートのために書いた未発表曲を集めたこの作品集は、当時台頭しつつあったスムース・ジャズ・シーンでヒットを記録。その後も定期的にソロ・アルバムをリリースして着実にファン・ベースを広げてきた。96年には<Columbia>と契約、01年の『グロウ』を含め、4枚のアルバムを同レーベルから発表している。またセッション・プレイヤーとしても人気が高く、カーク・ウェイラム(sax)、リッピントンズ、フィリップ・ベイリー(vo)らのアルバムに参加している。 (近藤 陽)

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