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Inner Circle

(インナー・サークル)

インナー・サークルは70年代初期にジャマイカで結成された当初、ホテルの”ハコバン”として活動していた。イアンとロジャーのルイス兄弟を中心に何度かメンバーが入れ替わり、シンガーにジェイコブ・ミラーを迎えてから、バンドとして再度商業的に開花することとなったのである。
ミラーはインナー・サークル加入前に、すでに天才少年シンガーとしてならし、「Tenement Yard」「Forward Jah Jah Children」など後年に残るルーツ・クラシックを生み出していた。76年には大手の<キャピトル・レコード>と契約を交わし、『Reggae Thing』『Ready For The World』の2枚のアルバムをレコーディング。あっという間にトップ・スターへの階段を駆けのぼり、一時ジャマイカにおけるミラーの人気は、あのボブ・マーリィをしのぐ勢いだった。
さらに<アイランド・レコード>からリリースしたアルバム『Everything Is Great』で遅ればせながら世界にその名を知らしめ、タイトル・トラックを大ヒットさせることに成功。ディスコっぽい曲調がヨーロッパでの人気に火を点け、折からのニューエイジ・ミュージック・ブームも相まって彼らの地位は不動のものとなった。しかし、80年3月、突然彼らを不幸が襲った。ミラーが交通事故で不慮の死を遂げたのだ。バンドは一時解散状態となったものの、87年にシンガーにカールトン・コフェイを迎え、アルバム『One Way』をレコーディング。新メンバーで体制を整えたバンドは<WEA/Metronome>と契約し、人気ドラマ『Cops』のテーマ・ソングにもなったシングル「Bad Boys」で世界的に大ブレイクした。また93年にもアルバム『Bad To the Bone』からカットされた、キャッチーでノリのいいシングル「Sweat(A La La La La Long)」で、さらなる成功を遂げたバンドは、ポップかつプロフェッショナルに徹した仕事ぶりで現在も飛躍し続けている。

制作協力:
OKMusic

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