> Blind Willie McTell

Blind Willie McTell

(ブラインド・ウィリー・マクテル)

ブルース界の重要人物のひとり、ブラインド・ウィリー・マクテルはいくつかの別名でも録音を残している。そのヴォーカルと卓越したギターは耳にした瞬間に彼であることを認識させ、20年代から50年代にかけて残された作品の多くは、独自のギター奏法を示したものでもあった。点字を使って譜面の読み書きもできたマクテルの曲を聴けば、素晴らしい響きを放つ12弦ギターがきわめて革新的なものであることに気づくはずだ。同世代のブルースマンの多くがリゾネイター式のギターやドブロを弾くなか、彼はスタジオ録音の際は常に弾き方によって2本のギターが同時演奏されてるように聴こえる12弦を好んで使用した。初期の作品はストーリー性が強く、繊細なギター・プレイとヴォーカルがその世界を表現していたが、その後、次第にラグタイムや平凡なアコースティック・ブルースへと変化していった。——そして59年マクテルは脳出血で亡くなっている。

制作協力:
OKMusic

表示切替:スマートフォン版 | パソコン版