嵐、松本潤のイメージカラー“紫”の意味は? グループでの役割とキャラクターに迫る

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 嵐のメンバーは、それぞれのイメージカラーが概ね決まっている。時期によって多少変化があったものの、現在は櫻井翔が赤、相葉雅紀が緑、二宮和也が黄色、松本潤が紫、そして大野智が青となっているようだ。当コラムではこれまで、大野智のイメージカラー“青”、櫻井翔の“赤”、二宮和也の“黄”について、グループ内での役割とキャラクターを分析してきた。

参考1:嵐・大野智のイメージカラー“青”の持つ意味とは? グループでの役割とキャラクターに迫る
参考2:嵐、櫻井翔のイメージカラー“赤”の意味は? グループでの役割とキャラクターに迫る
参考3:嵐、二宮和也のイメージカラー“黄”の意味は? グループでの役割とキャラクターに迫る

 今週は、松本潤のイメージカラーである“紫”が、何を意味するのかを考察したい。

 ジャニーズ内で松本と同じく紫を割り振られたメンバーには、TOKIOの松岡昌宏、KAT-TUNの中丸雄一、NEWSの小山慶一郎、A.B.C-Zの河合郁人、Sexy Zoneの菊池風磨らがいる。ご覧のようにセクシャルな魅力を放つメンバーが揃っていて、紫=セクシー担当というのは、多くのジャニーズファンが納得するところだろう。だが、彼らの魅力はそれだけではない。ジャニーズの動向に詳しい芸能ライターの佐藤結衣氏は、紫のメンバーには「単に色気があるだけではなく、グループにおける“飛び道具”的な役割を持っているケースが多い」と指摘する。

 実際、松本潤は嵐のコンサートにおいて演出家としての役割も担っていて、客席を動いてファンの側まで近づく“ムービングステージ”など、独創的なアイデアを数多く発案してきたことでも知られている。そしてそれが、嵐というグループのステージングに、ほかのグループにはないカラーを生み出してもいる。松本以外にも、事務所の先輩のモノマネを得意とするA.B.C-Zの河合、嵐のデビュー曲「A・RA・SHI」の作者としても知られる菊池常利を父に持ちながらも、ヤンチャな不良キャラを打ち出しているSexy Zoneの菊池、ヒューマンビートボクサーであり、イラストやデザインのセンスも持ったKAT-TUNの中丸など、紫のメンバーは少し変わった特技でグループに色を添えているケースが目立つ。

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