EDM界きっての美女パフォーマー、ハヴァナ・ブラウンはいかにして世界的スターとなったか?

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 DJにシンガー、そしてプロデューサーとしてマルチにクリエイティビティを発揮する美女パフォーマー、ハヴァナ・ブラウン。世界的ヒット・シングルとなった「We Run The Night」を収録したアルバム『Flashing Lights』がここ日本でも発売され、春の訪れとともにハヴァナ旋風が吹き荒れる中、貴重な対面インタビューを慣行! 世界でも稀有な女性EDMアーティストによる音楽トークはなかなかレア。たくましくシーンでサヴァイブしている彼女ならではの発言に注目してほしい。

――3月28日の来日DJプレイはいかがでした?

ハヴァナ:とっても楽しくて最高だったわ! 日本のファンのみんなが集まってくれて、私の曲に合わせて歌ってくれて。みんなからの愛とエネルギーを感じることができて、とにかくスウィートな時間だったわね。

――アルバム『Flashing Lights』は、多彩なサウンドが詰まった内容に仕上がっていますよね。以前発表したEP『When The Lights Go Out』よりも成長したハヴァナの作品、という印象を受けました。

ハヴァナ:EPを発表したのはもう2年近く前のこと(12年7月発売)だし、EPで自分のキャリアの中での区切りを付けた、という感じだったの。音楽を続けてきて、何か形にしてファンに届けたいなという思いで作ったEPだったのね。音楽を作るときには、いつもクラブ・ミュージックから強い影響を受けているんだけど、『Flashing Lights』を作る際には、特にポップの要素も取り入れるようにこだわったわ。

――今回のアルバムを出すまでの約2年間、もっとも大きな変化は?
ハヴァナ:今までにはないチャレンジをした点かしら。いろんなタイプの音楽を作るようになったし、音楽を作ることに対して、もっとどん欲になったわ。『Flashing Lights』はオーストラリアでは去年の秋にリリースされているんだけど、アルバム発売直後からまたスタジオに入って新曲を作り続けているのよ。ファンからのレスポンスをどう受け止めるかも変わったし、ファンのみんなが私を成長させてくれてるの。

――とてもハードワーカーなんですね。

ハヴァナ:ううん。好きなことをやっているから“仕事”という意識はないのよ。

――タイトルトラックの「Flashing Lights」はディスコテック・サウンドの楽曲ですし、アルバム内ではEDMの他にもオーセンティックなR&Bやドラムンベース調の曲にも挑戦していますよね。

ハヴァナ:その通り。私はいつでもいろんなジャンルの音楽を聴いているし、それがそのまま楽曲に反映されるの。ディスコはもともとソウルの影響を受けたジャンルだし、そういったところも意識してる。でも、今はクラブDJとして活動いるし、やっぱり軸になるのはクラブ・サウンド。特にEDMね。

――ご自身でもソングライティングを手掛け、様々なプロデューサーと組んでいますよね?

ハヴァナ:全部自分でトータル・プロデュースすることも可能だけど、他のアイデアを持った人たちと一緒に曲を作るのが楽しいの。私と彼らのクリエイティブなアイデアをそれぞれ持ち寄った方が、もっと面白くてカラフルな楽曲になるでしょ?

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