EDM界きっての美女パフォーマー、ハヴァナ・ブラウンはいかにして世界的スターとなったか?

Havana Brown - Big Banana ft. R3hab, Prophet

――「Big Banana」の“バナナ”とは正確には何を指すのでしょうか?

ハヴァナ:あはは……ちょっとここでは答えられないかな。来日中に不適切な発言はしたくないしね(笑)。

――ヒップホップの歌詞の中ではよく“バナナ”が銃の意味で使われたりするけど……。

ハヴァナ:ノーノーノー、銃の話じゃないの。男の人がどれだけ“デカく”なれるかって歌よ。男なら大きく成長しなさいよ、ってことかな。

――もともとオーストラリア出身で、その後ロンドンに渡ったとのことですが、それぞれの土地のクラブ・シーンに違いはありましたか?

ハヴァナ:最初にロンドンに移ったのは8年くらい前。まだ私はDJをやっていなかったの。でも、当時のロンドンのクラブ・シーンは本当にすごかった。ひとつのクラブであらゆるジャンルの曲がかかっていて、とても楽しかったの。その後、オーストラリアに戻ったんだけど、当時はR&B/ヒップホップのクラブとハウス・ミュージックのクラブはハッキリと分かれていて、ハウスのクラブでR&Bをプレイするのは御法度だったのよ。それが一番大きな違いね。でも今はオーストラリアのシーンも変わってきて、私もDJをするときはEDMもプレイすればヒップホップもプレイする。みんな驚くけど、グランジロックなんかもプレイするの。

――去年はアメリカ国内でのツアーも成功させたばかりですが、アメリカでのDJはどうでしたか?

ハヴァナ:とても楽しかったわ。実は私、今はLAに住んでいるの。オーディエンスも最高だし、「We Run The Night」もアメリカ国内だけでプラチナム・セールスを記録できたからね。

――様々なミュージシャンが集うLAで楽曲を制作するのは楽しい?

ハヴァナ:とってもエキサイティング! 地理的にはオーストラリアのほうがいろんな都市へのアクセスが便利なんだけど、それをもってしてもLAは最高ね。ミュージシャンはもちろんだけど、俳優もいれば芸術家もいる。エンターテインメントそのものが根付いている場所だし、身の回りのすべてが刺激的よ。なんだってできちゃう気がしてくるの。

――現在、『Flashing Lights』はオーストラリアと日本のみのリリースですが、今後、アメリカでも発表される予定もある?

ハヴァナ:もちろんよ。新曲をプラスしてリリースする予定なの。もしかしたら大幅に内容を変更しちゃうかも。その方がホットじゃない? フレッシュな感じを大事にしたいから。

――新たなフィーチャリング・ゲストも招いたり?
ハヴァナ:そうなると思うわ。でもその前に、日本限定の新曲を発表する予定よ!

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