2児の母・朝比奈彩、「身体の調子を可視化できる」ガーミンウォッチの機能に感嘆

2025年9月30日、GARMINがフィットネスGPSスマートウォッチ「Venu(ヴェニュー)」シリーズから、新モデル『Venu 4』を2025年10月2日に発売することを発表した。
「Venu」シリーズは、スマートウォッチ初心者から健康志向のユーザーまで、幅広い層に支持されている人気シリーズ。新モデルでは、さらに充実したサポート機能を搭載し、より進化した形で登場した。また、発表イベントには“ガーミン先生”としてGARMIN JAPANブランドアンバサダーの朝比奈彩、ゲストとしてお笑いトリオ・3時のヒロインが登壇し、GARMINウォッチに関する素朴な疑問やその魅力について語った。
“個人の身体”に合ったフィードバック
数々のサポート機能を搭載しているGARMINウォッチだが、なかでも“睡眠サポート機能”の充実度は目を見張るものがある。今回の新モデルでは、新たに「睡眠アライメント」という機能を搭載。さらに進化した睡眠サポート力を見せた。
「睡眠アライメント」とは、自身の体内リズムに合わせた睡眠が取れているかどうかを計測する機能だ。体内リズムとはそれぞれの体に備わっている生体リズムのことだが、もちろんリズムには個人差がある。「朝型」「夜型」という言葉をよく耳にすると思うが、これらも体内リズムの個人差を指すものになる。
実際にどのようにして計測するのかというと、まず前日の睡眠時間の中間点と、体内リズムの中間点が画面に表示される。この2つの中間地点を比較し、一致、不一致、速い、遅いという4段階で評価する。2つの中間点が点線枠内に収まっているかどうかで、体内リズムに合った睡眠が取れているかを計測するのだ。
仮に、現状の睡眠が自身の体内リズムと一致していなかった場合「睡眠コーチ」という機能が活躍する。過去の睡眠データをもとに、自分にとって一番スムーズに眠ることができる時間や、起きられる時間を教えてくれるのだ。この機能によって日中のパフォーマンスが上がるだけではなく、寝付きや寝覚めの悪さなども、個人のホルモンや体温などに合わせて自然に改善することができるという。
もうひとつの目玉が、「ライフスタイルの記録」という新機能だ。その名の通り、その日にどんなものを食べたのか、どんな行動をしたのかを記録し、生活が身体にどのような影響を与えているのかを分析する機能である。
生活習慣は、睡眠の質にも深く関わってくる。筆者も「なんでかわからないけど、眠れないな……」と感じることが多々あるのだが、もしかしたら無意識のうちに飲みすぎていたコーヒーが原因かもしれない。そういった何気ない行動が、その日の睡眠にどういった影響を与えているのかを改めて知ることができるのだ。
入力方法はデバイスに直接、もしくはアプリを介して、5つの行動カテゴリーに分かれた計40種類以上の項目を選択する。アルコールやカフェインの摂取を記録する場合は、飲んだカップ数まで入力することができるのだ。
今回の新モデルは、日常のヘルスモニタリング機能だけではなく、フィットネス&トレーニング機能も充実している。独自のワークアウトを作成してくれるGarminフィットネスコーチや、その日の身体状況に合わせたワークアウトを提案してくれる「フィットネスおすすめワークアウト」などの機能も登場した。
今回はそんな新モデルの魅力について、“ガーミン先生”こと朝比奈彩が、ゲストの3時のヒロインからの質問に答えるトークショーを展開した。
3時のヒロインの福田麻貴は、「毎日の生活が不規則で、自身の体力をコントロールできない」という芸人らしい悩みを吐露。日々のエネルギーの使い方に悩んでいることを明かした。
この悩みに対し朝比奈は、GARMINウォッチの「ボディバッテリー」という機能を提案。「1日のエネルギー配分を意識してみませんか」と回答した。「ボディバッテリー」というのは、携帯の充電のように、心拍や睡眠の質などをデータ化してエネルギーを数値化するという機能だ。この機能に対し、福田は「めっちゃ面白い」「ゲームのHPみたい」と反応し、「数字で見えると説得力ある」と感心した様子を見せた。
続いて朝比奈は、自身の生活についても明かした。朝比奈は2025年6月に第二子を出産したことを報告しており、現在は二児の母でもある。朝比奈は「昨日の夜に子どもが起きてきた」と語り、子育ての苦悩も明かした。「今日の睡眠スコアは64点だった」と苦笑しつつも、「自分の身体を数値化して見られるのはすごくいい」と、GARMINウォッチの特徴でもある表示方法について感想を述べた。
くわえて朝比奈は、新モデルの新機能である「睡眠アライメント」の機能を日常で活用していることを明かし、「1番ベストのタイミングで起こしてくれる」と語った。就寝時はGARMINウォッチだけを身につけ携帯を別室に置いていることも明かし、3時のヒロインを驚愕させた。
さらに朝比奈は「睡眠スコア」を計測するようになってから、睡眠の質を意識するようになったと明かし、「16時ごろからカフェインを摂らない」「湯船に毎日入る」と生活習慣に変化があったと説明した。
もともとサポート機能が充実しているGARMINウォッチだが、今回の新作は、より個人の身体状況に寄り添った機能を搭載しているように感じた。職業や生活リズムは人によってさまざまだが、日々の“見えない疲れ”や“ちょっとした変化”を可視化してくれる機能は、身体に向き合うひとつのきっかけになりそうだ。
今回の新モデル『Venu 4』は、いまよりもちょっとだけ健康を意識してみたい、現状をもっと見える化したい、という一歩を踏み出したい人にとって、ぴったりのスマートウォッチなのではないだろうか。



























