“ゴツい”スマートウォッチからは卒業! GARMINの最新モデルをレポート
2024年1月、 GARMIN(ガーミン)の女性向けのファッションスマートウォッチ「Lily(リリー)」シリーズから、『Lily 2 Classic』『Lily 2 Sport』の新モデルが発売された。
“ガーミンといえばスマートウォッチ”というイメージを持つ人も多いと思うが、そのなかでも今回の新モデルは、より普段使いがしやすくスタイリッシュな見た目となっている。機能面も含めて、我々の生活にどのようなメリットをもたらしてくれるのかレポートしていきたい。
どんな場所や服装にも合うスタイリッシュさ
発売された新モデルは『Lily 2 Classic』と『Lily 2 Sport』の2タイプ。『Lily 2 Classic』はレザーバンド4万7800円(税込)とナイロンバンド4万4800円(税込)がそれぞれ2種、『Lily 2 Sport』はシリコンバンド3万9800円(税込)が2種の全6種類で展開。『Lily 2 Classic』のみSuica対応となっており、そのほかの機能は一緒となっている。
ガーミンの「Lily 2」 シリーズの最大の特徴は、スマートウォッチでありながらも、スタイリッシュな見た目であること。パッと見だとスマートウォッチとは気づかないほどにコンパクトで、フォーマルな場にも適しているだろう。
今回の新モデルはガーミンの商品のなかでも1番サイズが小さいものになっており、どんなファッションの邪魔もしないので使いやすい。スマートウォッチは“常時着用して長期間のデータが取れる”ことも重要になってくるため、どんな服装や場面でも使いまわせるのは正直ありがたい。
コンパクトながらしっかりと健在するスマートウォッチの機能
筆者が着用しているのは、『Lily 2 Classic』のナイロンバンド『Sage Gray Nylon / Silver』だ。今回は、こちらの商品で新モデルの機能面を紹介していこう。
「Lily 2」 シリーズには、アクティビティ機能が18種類搭載されている。基本的なランニングやウォーキングはもちろん、ヨガやピラティスなど女性に人気のアクティビティも網羅しており、多彩なライフスタイルに合わせることができる。
どこでもリフレッシュできる「ブレスワーク」体験
今回とくに注目したのが「ブレスワークアクティビティ」機能。ブレスワークとは呼吸法のことで、意識して深い呼吸を行うセルフケアのひとつである。「Lily 2」 シリーズで「ブレスワークアクティビティ」を開始すると、5分間のブレスワークが実践できるのだ。
こちらが実際に筆者がブレスワークを行ったときの計測結果である。タイマーを押し逃してしまったので2分12秒で計測されているが、開始前70前後だったストレススコアが、マイナス32になっていることがわかる。ちなみにストレススコアは、0~25は休息、26~50はストレスレベル低、51~75はストレスレベル中、76~100はストレスレベル高に分類される。
「Lily 2」シリーズは常に装着しておくことで、自分がどんな状態のときにどのくらいのストレスを感じているのか数字で把握することができる。どんな状況でストレスを感じているのかを把握できれば、今後の日常生活も改善しやすいだろう。
今回実践したブレスワークは、息を吸って止めて吐く、という流れを4秒ずつ行うとても簡単なものだ。呼吸のペースもウォッチが教えてくれるため、いちいち秒数を数える必要がない。また、この程度の動作なら通勤中や仕事先など場所を問わず行えるため、ストレススコアが上がった際、手軽にできるセルフケアとなっている。
「Lily 2」シリーズはもちろん、ガーミンのスマートウォッチは「Garmin Connectアプリ」をダウンロードしておけば、携帯でデータ管理を行うことができるので、無料で半永久的にデータを保存することができる。ガーミンの社員の方には、10年前のランニングデータがまだ残っている方もいるようで、そこまで遡れることに驚いた。
日常に溶け込み、使いやすさがレベルアップした今回の新モデル。機会があればぜひ手にとっていただきたい。ストレスなく、継続的な健康管理をするのにうってつけのスマートウォッチとなっている。
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