ミス青山経験者、“耳元の誘惑”に耐えられるのか?『ラブキャッチャージャパン2』5話

愛とお金の究極の選択を迫られる恋愛エンターテインメントショー『ラブキャッチャージャパン2』が、ついに開幕。参加者の男女10人は、真実の愛を見つける「ラブキャッチャー」か、多額の賞金を狙う「マネーキャッチャー」のいずれかを選択し、騙し合いと恋愛が交錯する心理戦を繰り広げる。
シーズン2では「マネーキャッチャー」の賞金が前シーズンを大幅に超える1000万円を山分けできるという新たなルールが加わり、より激しい駆け引きが展開されることになった。
「ラブキャッチャー」は「マネーキャッチャー」に騙されずに真実の愛を見つけられるか、「マネーキャッチャー」は偽のカップル成立で巨額の賞金を手にできるか——参加者たちの恋の行方、人間性、内面の葛藤、そして最後まで誰も予想ができない結末に注目が集まる。
今回は、2人目の脱落者が決まった『ラブキャッチャージャパン2』第5話を振り返っていこう。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。
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地獄の一夜を切り抜けたメンバーたち。朝を迎えたラブマンションには、あやな(谷口彩菜)の喪失が重くのしかかっていた。散々疑いの目を向けたあやなが、ラブキャッチャーだったという衝撃の事実は、参加者たちの心に深い影を落としている。信じていたものが崩れ去った今、何を基準に信じればいいのか。メンバー達の疑心暗鬼はさらに加速していく。
そんな中、さくら(新木さくら)はたつや(飛見龍哉)について「話せば話すほどマネーだなと思う」と率直な疑念を口にした。一方、たつやに想いを寄せるサリオ(岡田サリオ)は、彼を信じている様子。同じ人物を見ていても、感情によって見え方は180度変わる。それが恋愛の難しさであり、このゲームの残酷さでもある。
かいり(清水海李)とまさお(小泉政男)は、うらら(長谷川麗)について語り合っていた。彼女がマネーキャッチャーではないかという疑念が、2人の間で共有される。うららがマネーキャッチャーとすれば、2人の男性から好意を寄せられている今は動きやすい展開になっており、「俺が一旦引くしか本心を知る術がない」とかいりに話すまさお。そしてこの言葉が、第5話の重要な伏線となっていく。
この日は、男性が希望する女性とデートできる特別な日。たつやはサリオを呼び出してドライブデート、まさおとうららはサウナデート、ためくに(為国辰弥)はさくらと海岸デートへ。華やかなデートの裏で、誰からも選ばれなかったえみり(ホルトえみり)は、1人ラブマンションに取り残されていた。
サウナという密室空間で、うららは本音を吐露する。「まさおが合いすぎてて怖い」「自分ごとになったら(ラブでもマネーでも)どっちでもいい」。あやなの脱落という衝撃を経て、まさおも揺れていた。「自分たちが信じてるものが本物なのかわかんない」「うららちゃんがマネーかもしれないっていう気持ちが日々強くなってきて」。恋する相手を疑わなければならない矛盾。その葛藤は、画面を通しても痛いほど伝わってきた。
デートを楽しむ参加者たちとは対照的に、1人浮かない顔で過ごすえみり。そこへ、うららとのデートから戻ってきたまさおの姿が。マネーキャッチャーのえみりは、前回からまさおにターゲットを絞っている。「このまま頑張っても(まさおに振り向いてもらうのは)無理なのかな」と弱気になるえみりに、まさおはえみりのことも「正直ゼロとは言い切れない」とまんざらでもない様子。
2人の仲を深めるために登場したのは「ハニーカード」。耳元で囁き合うという、ドキドキ必至のアイテムだ。「この旅に来て1番緊張した。こんなドキドキしたことない」というまさおのリアクションに、スタジオの盛山(見取り図)は「まさおって13歳やっけ!?」とツッコミを入れた。
しかし、そこにうららが帰宅し、気まずそうな表情を浮かべるまさお。うららも「まさおの様子がおかしい」と気づいている様子で、まさに浮気現場を目撃してしまったかのような気まずさが流れる。スタジオではとうあが「まさおがマネーなのでは?」と疑いの声を上げるシーンもあり、まさおの本心も気になるところだ。
一方、ためくに(為国辰弥)といぶき(萬伊吹)とデートをしたさくらは、「恋愛対象はたつやくんといぶきくん」と明かす。しかし、「たつやくんはマネーにしか見えんけん」という言葉も。最年少にも関わらず女性慣れした振る舞いから、現状たつやをマネーだと思っているメンバーはかなり多い様子だった。
そして、この夜に告げられたのは衝撃的なアナウンスだった。「今夜、脱落者をみなさんで決めてください」。マネーキャッチャーだと思う男性1人に投票し、最も票を集めた者がラブマンションを去ることになる。
女性陣の間ではたつやを疑う声が高まっていた。しかし、サリオだけは彼を信じ、守ろうと必死だ。投票を前に、たつやはさくらを呼び出し「俺マネーじゃないから」「信じて欲しい、ラブだって」と気持ちを伝えたのだが……。MCの木村昴が「ちょっと(たつやの行動が)僕らの目には淀んで見えてしまった」と言っていたが、やはりそう思ったメンバーも多かったのだろう。
必死の訴えもむなしく、投票の結果、ラブマンションを去ることになったのはたつやだった。そして、ここで再び衝撃的な真実が。たつやは、ラブキャッチャーだったのだ。
かいり、まさお、いぶき、さくら。彼らの個人インタビューには、後悔の色が濃く滲む。「最後まで信じられなかった」「中身をちゃんと知ろうとしてなかった」。そして何より視聴者を驚かせたのは、「他の男子を疑いたくなかった」からこそ、たつや自身は投票で自分に入れていたことではないだろうか。
本気で恋をしに来たメンバーを、またひとり失ってしまったことに、残されたメンバーたちの心は揺れ続ける。純粋な想いが疑念に歪められていく様子は、見ている側も胸が痛む。だが恐ろしいことに、3人のマネーキャッチャーは、今もラブマンションに潜んでいる。真実の愛を見つけられる者は、果たして誰なのだろうか。
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