俳優が元アイドルと肌を触れ合わせアプローチ「好きやで」『ラブキャッチャージャパン2』2話

『ラブキャッチャージャパン2』2話

 愛とお金の究極の選択を迫られる恋愛エンターテインメントショー『ラブキャッチャージャパン2』が、ついに開幕。参加者の男女10人は、真実の愛を見つける「ラブキャッチャー」か、多額の賞金を狙う「マネーキャッチャー」のいずれかを選択し、騙し合いと恋愛が交錯する心理戦を繰り広げる。

 シーズン2では「マネーキャッチャー」の賞金が前シーズンを大幅に超える1000万円を山分けできるという新たなルールが加わり、より激しい駆け引きが展開されることになった。

 「ラブキャッチャー」は「マネーキャッチャー」に騙されずに真実の愛を見つけられるか、「マネーキャッチャー」は偽のカップル成立で巨額の賞金を手にできるか——参加者たちの恋の行方、人間性、内面の葛藤、そして最後まで誰も予想ができない結末に注目が集まる。

 今回は、疑念の募る『ラブキャッチャージャパン2』第2話を振り返っていこう。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

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 1日目が終わり、お互いのことを少し知った参加者たち。しかし、あやな(谷口彩菜)は表情を曇らせながら「初めての2ショットルームが論破部屋になった」とこぼしている。その原因となったのが、ためくに(為国辰弥)の直球すぎる疑いの眼差しだった。

 あやなを疑い、「明らかにマネー確定だから」と本人に直接伝えてしまうためくに。翌日になって慌てて謝罪をしていたが、一度口にした言葉は簡単には取り消せない。この発言が今後の恋愛模様にどう影響を与えるのか、不安が残る展開となった。

 そんな微妙な空気のなかで行われたのが、今回のボディメイクチャレンジだ。

 お互いの体をキャンバスにして一つのアート作品を作るという、肌と肌が触れ合う斬新な企画で、いぶき(萬伊吹)&あやな、まさお(小泉政男)&えみり(ホルトえみり)、かいり(清水海李)&サリオ(岡田サリオ)、たつや(飛見龍哉)&さくら(新木さくら)、ためくに&うらら(長谷川麗)という5つのペアに分かれて挑戦した。

 そして見事勝利を手にしたのは、さくらとたつやのペア。スペシャルデートの権利を獲得した二人だったが、カップルチャレンジで1位になったにも関わらず、さくらの表情には複雑なものが浮かんでいた。

 「落ち着いてる空気を装ってる」「仕事っぽく感じる」という彼女の率直な感想は、たつやにとっては厳しい評価だったに違いない。それでもたつやは諦めず、「好きやで」と積極的に手を繋ぎ、「初日より確実にさくらちゃんと過ごしたい」と真剣に想いを伝える。

 しかし、さくらは手を繋ぎ返すことはなく、まだ心の奥底では彼を疑っている様子が見て取れた。最年少21歳の純粋さが本物なのか、それとも計算された演技なのか。さくらの鋭い洞察力が光る場面だった。

 今回新たに導入された「無記名カードクエスチョン」では、付き合った人数や気になる人の変化など、普段は聞きにくい質問が飛び交う中、まさおの回答が特に注目を集めた。

 気になる人を「1人」と断言したまさお。現在うららとの距離が急接近している一方で、初期に興味を示していたえみりとの関係もまだ完全には整理されていないはず。もしラブキャッチャーだったら、正直に「2人で迷っている」と答えそうなものだが、あえて「1人」と言い切ったのはなぜなのか。スタジオの盛山晋太郎(見取り図)も首をかしげ、「これはマネーの可能性が高い」と分析していた。

 さらに「この中で1番好きな人を指してください」という直球の質問で、えみりが指さしたのは、なんといぶき。その理由を「ラブで来ているんじゃないかと考えたことがきっかけ」と説明したえみりだったが、これは明らかに戦略的な判断だった。

 前回ラストで視聴者にだけ正体が明かされたマネーキャッチャーのえみり。彼女の一挙手一投足には、賞金獲得への計算が隠されているのかもしれない。いぶきを「ラブ」と判断し、彼に好意を示すことで自分の立場を有利にしようとする狙いが透けて見える。

 そして迎えた気になる異性へのラブコイン投票。結果は、まさお1票、かいり0票、うらら2票、ためくに1票、サリオ1票、いぶき2票、えみり0票、あやな0票。

 0票という結果に動揺を隠せないあやなは、いぶきを呼び出して直談判に出た。

 「無記名カードクエスチョン」やボディペイントで自分に気があるそぶりを見せていたのに、なぜ自分に投票しなかったのか。いぶきが実際に票を入れたのはさくら。

 あやなにとっては期待を裏切られた形となり、さらに追い打ちをかけるように、ためくには依然として彼女への疑いを強めている。「ためくんのせいで私の恋が上手くいかない可能性が出てきた」。この状況を打破するには、彼女自身の行動で信頼を勝ち取るしかないだろう。

 一方映像の最後には、スペシャルデートの特典であろう、ベッドで過ごすさくらとたつやの姿が。ベッドの中での親密な会話は、通常であれば恋愛感情を育む絶好のシチュエーションだが、さくらはまだたつやを疑っている様子が見て取れる。

 果たして最年少たつやのさくらへの想いは、彼女の心を動かすことができるのだろうか。次回、2人の関係にさらなる駆け引きと心理戦が待ち受けていることは間違いない。

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