「安心させて」キスの嵐に菊池風磨も呆然 “主役級”男女が脱落した『ラブパワーキングダム2』3話

『ラブパワーキングダム2』3話

 目指すは、“モテ”の頂点ーー日本で爆モテ人生を謳歌する恋愛強者たちが、恋の駆け引きで王座を決める『ラブパワーキングダム2』(ABEMA)。

 シーズン2の舞台は、地中海の宝石ことマルタ共和国。都度開催の“モテVOTE”で上位ランカーを狙い、最終的に男女それぞれでキング/クイーンの座を勝ち取っていくのが、このバトルリアリティショーだ。

 以下より、2月25日公開の3話から見どころを紐解いていく。細かなネタバレもあるためご注意いただきたい。

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Pre 2ndモテVOTEが急遽開催 「脱落なんて頭になかった」と語ったメンバーは?

 男女のキスがロビー活動として平常運用される稀有な世界線こと『ラブパワーキングダム』。間近に迫った“2ndモテVOTE”を前に、3日目後半はキスの嵐となった(と書きつつ、おそらくはこの文言を来週以降も当たり前のように使うことになるのだろう、と静かにぼやいておく)。

 この日の流れは、事前予告のなかった“Pre 2ndモテVOTE”に始まり、2組に分かれてのグループデートパーティで街を散策した後、まだ陽の高い時間帯からシャンパンやテキーラで最高の“昼飲み”。そこから筆者命名とはなるが、決戦の刻に向けての“最後のアピールタイム”と大忙しに。なお、2ndモテVOTEのルールは次の通り。男女とも気になる相手3名に投票し、うち1票を本命票にするというもの。本番に先駆けてのPre 2ndモテVOTEは、この3票のうち1票を投票し、“今夜のデモンストレーションをしてみましょう”というものだった(実際、本命票の存在についても昼の時点ではまだ明かされていなかった)。

 本稿で特筆したいのは、Pre 2ndモテVOTE後に用意されていた“最後のアピールタイム”。注目すべきは、同投票にて男子陣でただひとりの0票ーー不名誉にも脱落本命となってしまった、たいせい(陸大成)についてである。

『ラブパワーキングダム2』3話より

 彼自身、ソロインタビューにて「脱落なんて頭になかった」とPre 2ndモテVOTEの結果に頭を抱えていたが、これはカマシやハッタリではなく、本当にその言葉通りだったと思う。むしろ、自信しかない様子はこれまでの余裕な所作や言動から滲み出ていたし、現にいつだって場を盛り上げ、なおかつビジュアルもピカイチ。この番組は前提としてモテる人間が集まる場所ではあるものの、それでも男子のなかでもモテる要素をわかりやすく所持しているのが彼だったし、その意味では最もキングに近いといまでも思っている。

 なのに蓋を開けてみれば、関係良好のように見えたはづき(木村葉月)や、直前に会話していたはずのかの(高橋かの)からさえも獲得票なし。あれほど約束していたはずなのに、どうして……(そんな悲しいことをさせるんじゃないよと、本バトルの運営には物申したいところだ)。 

たいせい「もっと証明して」「キスしていい?」 菊池風磨&せいやからツッコミが連発

 ということで、たいせいがいま、なにをすべきか。そう、“お気持ち回復”のキスである。まずは、はづきと部屋でふたりきりに。彼女自身もまたたいせいに不満があるとのことで、たしかに彼とは想いを確認してきたはものの、全員の前で明確な行動は見られていない。言い換えれば、自身との関係をひた隠しにされている気持ちなようで、たいせいの想いがどこを向いているのかわからないという。

 ただ、彼もまた、先ほどの獲得票ゼロを受けて、はづきがウソをついた、とやや不安げ。「本当に投票するよな?」とも思わず口にしてしまう。まだ3日目ながら、ゲームが進むことでお互いの信頼関係が破綻してしまったか……くらいに思っていたところ、はづきからこんな提案が。「“安心させてほしいな”って思ってたら、“安心させてほしかった”ね」「鼻キスしとく?」。

 自分にかいがいしく接してほしいはずが、たいせいの子犬のような甘えぶりから気持ちを察し、逆に恒例の提案をするまでにーー。すると、たいせいから出たのが「もっと証明して」。いや、“もっと”ってなんやねんと思っていたところで、はづきも迷わず普通にキス。しかも、キスすること、5回。そこそこの回数と長さである。

『ラブパワーキングダム2』3話より

 彼女からの「(安心)できた?」の問いかけに、たいせいは素直に「うん」と返答。その様子を見て、スタジオの菊池風磨(timelesz)が呆気に取られながら「(安心)できたんだ」と呟くと、せいや(霜降り明星)もまた、たいせいの即レスぶりに「顔認証くらい速い」と例えツッコミ。キスがすごいのか、それともたいせいが軽いのか。もはやキスしなくても、説明を重ねれば気持ちが変わったのでは? と思うほどの手のひら返しだったが、ここは『ラブパワーキングダム』。語弊を恐れずいえば、キスがあらゆるコミュニケーションのなかで最も“手っ取り早い”世界線であるーー。

 それにしても、この番組に出演しているときだけ自身がアイドルだと忘れているかのように、いち男子目線で名ツッコミを連発する菊池風磨。彼もまた、次回以降のバトルがあれば、モテキング本命として参戦してほしいものである。

 “たいせい劇場”はまだまだ閉幕せず。お次にキスするのは、同じく自身に投票しなかった不届き者の“かの”。こちらもはづき同様、ベッドルームに誘い込むと、先ほどと同様の手口で自身の不満をアピールした後、今度はもう率直に「キスしていい?」と聞いてしまう(本当はこの直前まで、お互いに巧みな話術でなぜ投票しなかったかを弁明していたのだが、そのあたりはもうどうでもいいだろう)。

『ラブパワーキングダム2』3話より

 実は、この一連の流れで、たいせいが彼女の顔をたびたび覗き込み、肩を抱き寄せて、“いい角度”をなんとか作り出そうというのが見え見えだったし……というか、バトルと不安のどさくさに紛れて、しかも先ほど編み出した“顔認証システム”を利用して、キスを量産しようとしてない? 本当に顔とノリがいい男子って、全員揃ってこうである。無論、かのともしっかりキス。先ほどよりは短いキスだったものの、お前の唇にはづきのリップがまだ残っているかもしれないことを、かの以外の全視聴者は知っているぞ。

“キスの市場価値”が下がるマルタ まりやからの贈り物に、たいじゅがとった行動とは?

 救いとなったのは、たいじゅ(白鳥大珠)×まりや(永尾まりや)の2ショット。先ほどのグループデートで別行動だったことから、まりやはたいじゅにおみやげを購入してきたという。

 取り出したのは、色違いでお揃いのミサンガ。衝撃シーンの数々で完全に忘却しかけていたが、そうだ。本当に心に残るのは、キスよりも心のこもったプレゼント……と、なぜかキスの市場価格が下がる不思議な番組となっているのだが、たいじゅは「オレの気持ちは、まりやちゃんだけに向いてる」「この気持ちが、最後まで変わることはマジでない」「ゲームをしにきたけど、恋愛してるから」と、3日目にして早くも本命女子を見つけた様子。

『ラブパワーキングダム2』3話より

 現状、ほぼ唯一といえる“ガチ恋男子”。久しぶりに心洗われるやりとりを見ることができたと思いきや、たいじゅがなんとなく手を繋ぎ、まりやの横にぐっと近づき。ここから、ふたりして恥ずかしそうに小さく頷いたところでもうわかったけれど、いや、お前らもキスするんかい。

 しかも、たいせい×かのがした5倍くらいに長いキス。そんな美男美女によるキスを眺めながら思い出した。初日パーティにて、たいじゅが女子から次々にアピールされ、無双状態となった場所。そう、“水辺のたいせい”が復活である。まりやとキスを交わす後ろには、大きなプールが。今後もう、彼を水に近づけてはならない。視聴者目線ながら、改めてそう思わされるひと時だった。

2ndモテVOTE、結果発表 脱落となったのは、男女とも“主役級”の華やかメンバー

 複数ペアによるキスの応酬を終えて、2ndモテVOTEの結果はいかに? 男子は24票、女子は21票を取り合うなか、どちらもかなりの接戦模様。特に男子は1位が4票、脱落の2票とやや差があったところ、女子は1位が3票で、脱落の7位が2票と、本当の意味で“1票の格差”を感じられるのではないだろうか。ここでやはり効いてくるか、本命票の重み。端的にお伝えすると、現状で本命票を多く集めた暫定キング/クイーンは、たいじゅ&かのとなった。翌日以降、与えられた権力を大いに振り回してほしい。

 対して、脱落となったのは、男子はたいせいで、女子がはづき&ゆめ(林ゆめ)。正直、全員ともビジュアルの華が桁違いなだけに、今シーズンにおける“主役級”のメンバーなことに異論はないはず。特に“顔さん”こと、ゆめ。ここで手放したくない人材だった。

『ラブパワーキングダム2』3話より

 ただ、ゆめは自身でもなんとなく敗因を推測していた通り。“あの子はたいじゅだから”と、彼一本に絞っていることを周囲に伺い知られてしまったからか。また、たいせいでいえば、キス直後のかのから冷静に「みんなにもしてそう」と影ながら図星を突かれているなど(菊池風磨が「めっちゃしてた」と、視聴者の声を代弁してくれていた)。こちらについては、あまりにキスをロビー活動として活用しすぎていたため、脱落も仕方がない一方で、ゆめ&はづきの脱落があまりにもったいない……。

 ということで、たいせいの大活躍により、シリアスな内容なのにどうしてかツッコミ合戦となってしまった今回のオンエア。そのほかここまで触れられなかったが、中盤には我らがDM(ドミトリーマスター)こと、“今週のけいいちタイム”も。

『ラブパワーキングダム2』3話より

 メンバーがグループデートを楽しむなか、ヴィラの屋上で洗濯物を干し、落ちていたゴミをくず入れに3ポイントシュートするけいいち(長谷川惠一)。〈洗濯物干すのもHIPHOP〉と謳われる世の中。それでもCM扱いすぎるというか、完全にABEMAのおもちゃにされている。勝手に“今週のけいいちタイム”と名づけてしまい恐縮ながら、なんとなく次週以降もこの感じな気がしてならない。本当に……キャスティングとして、大正解すぎる。

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