【連載:「十束おとはの『テック・ファウンダー』」(第29回)】 #十束おとは @totsuka_otoha
最新チェキ『instax WIDE Evo』を体験 数千枚の撮影経験を持つ十束おとはの“推し”ポイント
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最近、インスタやTikTokで見ることも多いチェキ。
みなさんは、撮ったことがありますか?
アイドル活動に必要不可欠といっても過言ではないチェキ。私もアイドル現役時代には数千枚ものチェキを撮影しました。
フィルムで出てくる特別感と、写真とは違う独特の色味。何より、データではなく物として手元に残るのがうれしいですよね。
この度、富士フイルムからハイブリッドインスタントカメラ『instax WIDE Evo』が発売されると聞き、新製品発表会に行ってきました!
グローバルで大ヒットしている『intax mini Evo に続く第2弾モデルで、いわゆるワイドサイズのチェキに対応。カメラ背面には大きなモニターが付いており、画面を見ながら撮影できるのがうれしいポイント。好きな画像を選んでプリントするだけでなく、スマホプリンターとしても使える1台2役のカメラとなっています。
なんといっても特徴的なのは「マゼンダ」や「モノクロ」など10種類のフィルムエフェクトに、「光漏れ」や「カラーグラデーション」など10種類のレンズエフェクトが使えること。さらにレンズエフェクトの度合い調整や広角モードなど様々な機能がついており、組み合わせはなんと10万通り以上! 自由自在な撮影表現ができるので、とっておきの1枚が誕生するはず。
私が持っているチェキ機は、被写体に狙いを定めて撮影→すぐにフィルムが出てくるというシンプルなものなので、撮影前にエフェクトを自分でアレンジしてから撮影できることに新鮮さを感じました。
実際に撮影ができるとのことだったので、さっそく体験してみることに。
まずは、高級感あふれるビジュアルにうっとり。黒を基調にメタリック素材を合わせてつくられており、どんな服装にも合いそうなデザインです。
そして背面画面でエフェクトなどを選択。自分好みの色合いや質感に画面を構成していきます。
本体の横に付いているダイヤルを回してエフェクトを切り替えるこの作業がとても楽しくて、これまでのチェキとはまた違う、“撮る前の楽しさ”という新しい要素を感じました。
そして撮影した後はどの写真をプリントするか選び、いざプリント。
どうやってプリントするのかなとボタンを探していたら、案内のスタッフさんに「ここですよ〜!」と教えていただいてびっくり。
なんと側面に備わったレバーを手動で巻き上げてプリントするそうな。フィルムカメラのようなアナログ感があってときめきます……。
手動で巻き上げると、デジタル画面には先ほど見ていた画像がチェキとなって上に巻き上がっていくエフェクトが。
デジタルとアナログの融合に感動していると、あっという間にチェキが出てきました。
今回体験してみて感じたことは、「チェキを撮る」というよりも「作品を作る」という言葉が似合うくらいに、1枚を撮るワクワクと無限の可能性。
会場にはさまざまな写真家さんたちによって撮影されたチェキの展示もされていたのですが、どれも美しく絵画のよう。
さらに嬉しいのは、専用アプリをダウンロードすると世界中の『instax WIDE Evo』ユーザーがSNSに投稿したチェキプリント画像と、使用された各種エフェクトを閲覧できること。Bluetoothを通じてそのエフェクトをカメラ本体にお気に入り登録することができ、エフェクトの組み合わせを簡単に再現・撮影することができます。
今日展示されているチェキたちを見て「この色味はどうやって設定したら撮影できるんだろう……」と思っていたのですが、その色味でそのまま撮影ができるのはうれしい機能ですよね。
現代は効率重視のデータ社会。そんな中で、1枚のチェキに向き合う時間はとても尊く素敵な時間でした。
皆さんも、お気に入りの1枚をじっくり撮影してみてはいかがでしょうか。
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