“海から1mの家”に住む自給自足YouTuberが話題 視聴者が釘付けになる理由とは?
2024年11月に開設したばかりのYouTubeチャンネル「海辺暮らし / よもぎ」が、着実に登録者数と再生数を伸ばしている。YouTube上に多くの動画が投稿されている田舎移住や自給自足コンテンツのなかで、なぜよもぎの生活が視聴者を魅了するのか。今回は、同チャンネルが注目を集める理由を深掘りする。
「海辺暮らし / よもぎ」チャンネルを運営するのは、海辺の古民家で生活する30歳のよもぎ。動画ではよもぎの1日の様子が紹介されているが、 とくに自給自足の生活が注目されており、チャンネル開設から3か月にして登録者数は2.6万人を突破(2月20日時点)。「楽しそうなチャンネル見つけちゃった」「ワクワクが止まらない!」など、釘付けになる視聴者が相次いでいる。
昨年12月に投稿された「#1【田舎移住】自給自足生活の拠点を紹介【ルームツアー】」でよもぎは、秘密基地感漂う12畳ワンルームの自宅と敷地内を紹介。海側に面した大きな窓のすぐ横には大きめのPCモニターやゲーム機などが置かれたデスク、さらにその壁沿いには漫画本や宇宙にまつわる本が並んだ本棚が置かれ、いたるところに趣味が垣間見れる。驚くべきは、ガスが未契約という点。お風呂は近所のおばあさんのご厚意に甘えているというが、料理は基本的に外でしているため、ガスがなくてもやっていけるそうだ。
そして自宅の外に出ると、船が横付けされた桟橋が目に飛び込んでくる。この船はよもぎが所有するもので、漁船登録と地域の共同漁業権取得を済ませているため、いつでも漁ができると説明している。さらに敷地内には自宅よりも広い倉庫や船引き場があるほか、裏手には山が広がっており、山の中にはリフォームのしがいがありそうな古民家がもう1軒。この古民家もよもぎのもので、ほかの動画ではおまけでもらったことを明かしている。
ではよもぎは一体、この自宅でどのような生活を送っているのか。今年1月に投稿された「#8【田舎暮らし】庭で潮干狩りして獲れた食材で自給自足してみた【古民家】」では、ある夜、自宅前の海で潮干狩りをしているよもぎの姿が。極寒のなか二枚貝22個をとり、「ひとりで食うには十分すぎる」と喜ぶ様子が伺える。翌朝は、育てている小松菜とよもぎ、モンステラの水やりを終えると、大好きな曲を聴きながら、豆から挽いたドリップコーヒとともにホットサンドを頬張るなど、ゆったりと過ごしているようだ。
午後はというと、ジブリ作品の世界に出てきそうな山道を通って裏山に向かい、木を揺らしてみかんを収穫。「なんて原始的な方法なんだろう」とテロップでツッコミを入れているが、立派なみかんを4つ手に入れ、満足した模様。そして辺りが暗くなった夜には、昨夜とった二枚貝の選別を「人生で初めて」行い、村の無人販売で購入した白菜とネギとともに鍋を作る。鍋の残りにご飯と卵を投入した雑炊でしめると、デザートに裏山で収穫した大きなみかんを食し、夕食は終了。余暇の時間にはゲームを楽しみ、1日を終えたのだった。





















