「『チャンスの時間』は西澤ちゃんだからいい」千鳥ノブに救われた西澤由夏アナの意外な“転機”とは

西澤由夏アナの意外な“転機”とは

いまでも大切にしている“千鳥ノブからの言葉”

ーーアナウンサーになってから、壁にぶつかった瞬間などはありましたか? どう乗り越えられたのか教えていただきたいです。

西澤:ちょうど、担当して3年目くらいのときですかね。『チャンスの時間』で、どう立ち回っていいのかすごく悩んだ時期がありました。「自分って、このままでいいんだろうか?」みたいな感覚です。そのときに、ノブさん(千鳥)が「『チャンスの時間』は、西澤ちゃんだからいいんだよ。この番組には、シュッとしたアナウンサーが入ってきても、なんか違う。西澤ちゃんみたいな子だから、いいんだと思うよ」と声をかけてくださって。ノブさんにいただいた言葉に救われましたね。いまでも、大切にしている言葉です。

ーー今年はTikTokアカウントも開設されました。特に、食べる動画が人気を博していますよね。

西澤:ありがとうございます。ただ、もともとTikTokはダンスをやるために始めたんですよね(笑)。

ーーそうだったんですね。

西澤:はい、高校のときにダンス部に所属していて、ヒップホップを踊っていたんです。ずっと、またダンスをやりたいなという気持ちがあったので、「『TikTok』でやろう!」と思って開設をして。

 なぜか食べてばっかりになってしまっているという(笑)。自分でも、びっくりしています。だって、『TikTok』でダンスを踊るために、ダンススクールにまで入会したんですよ。それなのに、食べてばかりいて、月謝だけ払っている状況に……。あの、本当は踊りたいんですよ! それなのに、なぜか食べちゃうんですよね(笑)。

ーーもともと、食べる系の動画を見るのもお好きだったんですか?

西澤:好きですね。人が食べている音を聞くのが好きなので、ASMRとか。ずっと聴いていました。だから、自分もやりたいんですよね。

ーーASMRをされるとしたら、なにを食べられますか?

西澤:つぶ貝ですね!

ーー渋い……!

西澤:わたし、つぶ貝がこの世でいちばん好きな食べ物なんです。毎年、ふるさと納税で大量のつぶ貝を頼むんですよ。それを食べながらASMRをやりたいです。あとは、ミニチュアで料理を作りたいなぁ。いまって、ミニチュア料理を作るためのミニチュアキッチンが売っているんですよ。

ーーそんなものが!

西澤:面白いですよね。火とかもちゃんとつくんです。

ーーミニチュアもお好きなんですね。

西澤:昔、ミニチュアのたこ焼きを図工で作ったときに賞をもらったことがあって、それから味を占めているんだと思います(笑)。いつになるかは分からないですけど、またミニチュアも作ってみたいです。私はInstagramやXだと、告知だけになってしまったり、「ちゃんとした文章にしなきゃ」「誤字をしないように気をつけなきゃ」と変にアナウンサーぶっちゃったりするんです。その点、TikTokはラフに投稿できるので、楽しいです。

ーー最後に西澤さんが考える理想のアナウンサー像を教えてください。

西澤:出演するだけにとどまらないアナウンサーになりたいです。ちゃんと、事業や市場を把握した上で、自分がやるべきことを考えられるような。いまはまだなにからすればいいんだろう……状態なんですけど、それができるようになったら、会社員としてもワンステップ上に上がれる気がして。

 ただ、営業のときにも苦労したのですが、数字が苦手なんです。勉強しなければいけないことが山積みかもしれません……(笑)。ありがたいことに、そういった分野に強い人が社内にはたくさんいるので、教えていただきながら、理想像に近づいていきたいと思います。

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