『今日好き 九龍編』たかはるカップルインタビュー 不完全燃焼で気づいた好きという気持ち

今日好き たかはるカップルインタビュー

「不完全燃焼な想いが、はるへの“好き”に変わりました」(たかと)

ーー3日目のグループ行動では、たかとさん、はるさん、そしてライバルのひいろさんが一緒に行動するという、まさに“両手に華”な時間もありました。

たかと:あのときは僕自身、本当に複雑な心境というか、自分を問い詰めるような時間でした。2日目以降、はるに対するキモチがどんどん大きくなるなかで、ひいろちゃんもたくさんアピールしてくれて。どちらかひとりに心を決めなきゃいけないことに、とても焦っていたんです。いざ、はるに告白することを決めたら、今度はひいろちゃんにそれをどうやって伝えるべきか、別の悩みを抱いてしまって。自分が早く伝えないと、ひいろちゃんのつぎの可能性も潰してしまうわけで、要らない優しさが出てしまった瞬間だと反省しています。

ーーたかとさんの内側で徐々に、迷いや悩みのベクトルが変わっていったわけですね。ところで、はるさんを選んだ決め手は?

たかと:初日のランチでの2ショットが不完全燃焼に終わってしまって、「もう一度だけでも話したい」って強く思ったんです。そのときに初めて「はるを好きなのかもしれない」って意識し始めました。その後、観光バスで隣同士で会話をしたときに、すごく話しやすい印象を覚えて、一緒にいると楽しいし、居心地がいいと感じたんです。

ーーなるほど。

たかと:もちろん、ひいろちゃんもそうだったのは事実で。ただ、あくまで伝わらないように表には出さないでいたんですけど「少し話しやすすぎるのかも?」っていう印象もあったんです。今回の旅では、自分のなかで最初に抱いた不完全燃焼な想いが、はるへの“好き”に変わりました。

ーーまさに『今日、好きになりました。』という番組タイトルにぴったりな心境変化でしたね。はるさんはお付き合いをしてから、このような裏話を聞く機会もありましたか?

はる:ちょっとだけ教えてくれたよね。ただ、私は最終告白までずっと、たかとくんはひいろちゃんに告白すると思い込んでいたんです。だからこそ、今日のような裏話を聞くと「そうだったの!?」って余計にうれしく感じちゃう。同時に、複雑な気持ちにもなるんですけどね。

ーーそれはなぜでしょう。

はる:やっぱり、ひいろちゃんとちゃんと仲よくなれたから。恋愛とか抜きに、本当に話しやすくて、私より年下の高校2年生とは思えない(笑)。旅の期間中も「こうしたら気持ちがさらに伝わるはず」って、お互いにアドバイスしあっていたくらい、いいライバル関係だったんです。

ーーその雰囲気は、オンエアでもしっかりと確認できました。お互いの恋を撹乱せず、あくまで相手に全力を出し切ってほしいと願い合う間柄は、まるで運動部のそれみたいでしたよね。さて『九龍編』の旅は特別に3泊4日でしたが、それでも時間は足りなかったかと思います。おふたりとも男女問わず、もっと話してみたかったメンバーもいるのではないでしょうか。

たかと:男子メンバーとは自分なりに満足できるくらい、たくさんの時間を一緒に過ごせて。女子メンバーは、はるだけと話したかったので、ほかにはいないかな……。

はる:私はゆずきくん(松田謙希)、そうたくん(米山颯太)とは喋れたんですけど、るいくん(村澤瑠依)とは残念ながら話をできるタイミングがなくて。恋愛とかは抜きに、第一印象で誰が気になったとかを聞いてみたかったかも!

ーー今回の旅を終えて、自分なりに成長できたと感じるポイントも教えてください。

はる:『今日好き』参加以前は、いまと比べると10倍くらい人見知りでした。緊張しやすい体質だったのが、最近は少しだけ改善されたかも。

たかと:僕も同じです。以前に比べたら、ほんの少しだけど自信もついたし、どこに行くにしても人目を気にしていたはずなのに、最近はひとりで出かけられるようにもなりました。本当に『今日好き』のおかげですね。

ーーどうやら、お互いの成長ポイントもまたひとつの共通点のようですね。おふたりは普段の連絡で、どんなお話をしているのでしょうか。

たかと:ゆるく電話を繋いだり……。

はる:「今日なにをした?」って報告しあったり……。それで時間が過ぎて「おやすみ~」って電話を切るくらい? 特に私の方からは、本当にくだらない話しかしないんですよ。

ーーたとえば?

はる:夜中に電話をしながら、「おなかすいた」「こんな時間にごはん食べてもいいのかな?」って質問すると、たかとくんはいつも「いいんだよ」って肯定してくれるんです。なによりも優しい男の子だし、私もそれをわかって聞いているから「やっぱりいいや」って返して。そんなやりとりを毎日のように繰り返しています(笑)。

ーーたかとさんは宮城、はるさんが東京住まいとのことですが、たかとさんが宮城からUber Eatsのリュックを背負って、夜中の東京にやってくる可能性も……。

はる:(笑)。

たかと:全然アリですね(笑)。僕は逆に、自分が話題を振るときは、そのときのキモチを伝えることが多いです。「好き」とか「会いたいね」だったり。

はる:「好き」ってたくさん言ってくれるんですよ。たぶん、私が「好きだよ」って伝えられないタイプだとわかっているから、それを踏まえて行動してくれているんですよね。本当に優しい彼氏です。

ーー好意を言葉にするのは本当に大切ですし、幸せなカップルであり続ける大きな秘訣だと思います。最後の質問ですが、おふたりとも高校3年生ということで、次の春には卒業の時期を迎えます。残り3カ月でなにかしたいことはありますか?

はる:現役で制服を着られるうちに、たかとくんとどこかに遊びに行きたい!

たかと:そうだね。地元の宮城だと、日本三景の松島を案内してみたかったんだけど、たしか……。

はる:行ったことある。

たかと:ってこの間、電話で聞いたよね(笑)。じゃあ、宮城で海鮮を食べたりしたいな。

はる:そうだね。たかとくんは逆に、東京に来る機会も多いから私のガイドもいらないだろうし……宮城観光だけで十分か(笑)。

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