ヒカルが密着カメラに語った“嫌われ者の流儀” 「全員を裏切って海外逃亡する」と驚きの構想も明かす
YouTuberヒカルの活動に数か月間密着したドキュメンタリー映像が、このほど公開された。
6月26日に公開された「【アンチへ】嫌われ叩かれるヒカルの1年間に完全密着ドキュメンタリー2023」と題した動画は、2022年9月30日から現在にかけて、ヒカルの活動に密着し、彼の素顔に迫っていくというドキュメンタリー番組だ。タイトルにもある通り、テーマは「アンチ」。とある「嫌いなYouTuberランキング」において1位になるなど、その尖った言動や拝金主義的スタンスにより、ヒカルは無数のアンチを抱える“嫌われ者”としての側面を持つ。
常に多くの批判に晒されることについて、どう思っているのか――。ドキュメンタリーは本人へのインタビューから幕を開ける。
ヒカルは「仕方ないと思っています。受け入れています、全部、嫌われるっていうことに関して」と、達観した考えを示す。また、「ヒールキャラが好きなんですよ。正義の味方みたいなのがあんまり好きじゃなくて」とも。「そういう意味では僕の好きなキャラに近づけてるのかなと思います」と続け、「いっぱい言われますけど、言われたら言われた分、それをねじ伏せるのも気持ち良かったりするんで。批判された分、それが怒りのエネルギーになって、結果を出そうと思えるので」と、非難の声が自身の燃料であると明かした。
ヒカルはYouTuberであると同時に、経営者としての顔も持つ。本動画では、YouTube撮影の裏側を公開するほか、自身がプロデュースするアパレルブランド「ReZARD」の作戦会議や、ファミレスチェーン「ジョイフル」のコラボメニュー試食会の様子なども伝えられた。加えて、ヒカルがかつて発起人として率いていたYouTuberグループ「NextStage」メンバーとの絆を感じさせる映像も度々挿入され、ヒカルが「家族みたいなもの」「100%信用している」「ずっと一緒にこれから生きていくんじゃないかと思ってる」と、思い入れの強さを口にするシーンも見られた。しかし、同グループは2023年3月に解散してしまう。
その真意についてヒカルは、「(NextStageを)辞めないとだめだなと思ってしまった」「『ヒカル』を取るのか、友情を取るのかと考えた時に『ヒカル』を捨てられない、ってなった」と、率直な気持ちを打ち明けた。
さらに、「最終的に僕は全員を裏切って海外に逃亡するんですよ。お金だけ持ち逃げして」と驚きの構想を告白。インタビュアーから心は痛まないのかと聞かれると、「全然関係ないですね。自業自得っすよ」「投資と一緒なんですよ。『ヒカル』という人間に投資して失敗したなら、そいつが悪いです。逆もまた然りなんで。その人を雇ってそいつに裏切られたら自分が悪いです」と、ドライに言い切った。その一方で、「それくらいの考えがないとやっぱしんどいっすね。色んなことをやり過ぎてて投げ出したくなる時って絶対出てくるので」と本音を覗かせつつ、「絶対に捨てられないものを持ってる人ってしんどいんですよ。動けないんですよね。本当に。僕はそれがないんで。だから自由に動けます。プライドもないんで。どこにでも買われます」と語っていた。
この動画の再生時間は1時間14分。ヒカルの活動やマインド、本心を深堀する大変濃密な内容となっており、見ごたえは十分だ。テレビ番組ばりに作り込んだドキュメンタリー作品となっているため、当然ながら量産することは厳しだろうが、“カリスマYouTuber”の活動を記録した貴重なアーカイブ映像として、今後、第2、第3弾が公開されることを期待したい。
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