バイク系YouTuber、37年間野ざらしの「ホーク CB250T」をレストア 2年の歳月をかけ“新品同様”に

 37年間野外に放置され、スクラップ同然に劣化したホンダの名バイク“バブ”こと「ホーク CB250T」は復活するのか?……そんな、およそ2年の歳月をかけて行われたYouTubeのレストア企画が、ついに完遂の時を迎えた。

『37年ぶりに走り出す!』あのズタボロだったホークがついに走り出します!

 困難なプロジェクトに挑んだのは、登録者数23万人超(2023年6月3日時点)を数えるYouTubeチャンネル「ガレヨコ『GARAGE YOKOHATA』」。同チャンネルを運営する、バイクショップ「COAST LINE」代表取締役の“横兄”こと横畑卓志氏は、バッドボーイズ・佐田正樹のYouTubeチャンネルにおけるレギュラーメンバーであり、オリエンタルラジオ・藤森慎吾やとろサーモン・村田秀亮のバイク関連動画にも度々出演する人物だ。

『37年間放置のバブ#1』こいつに生命をふき込めるか!?

 そんな横畑氏がレストア対象の「ホーク CB250T」に巡り会ったのは、2021年7月のこと。その時の模様は、2022年4月15日に公開された「『37年間放置のバブ#1』こいつに生命をふき込めるか!?」と題した動画で詳しく伝えられている。

 地元の先輩の友人が所有していたという「ホーク CB250T」は、廃車にしてから37年間野ざらしにされ続けたビンテージもの。一応、先輩の友人は屋根の付いた駐輪場にシートを掛けた状態で保管していたそうだが、そう思えないほどの傷みようで、同行したとろサーモンの村田とピン芸人のキクチウソツカナイは驚きをあらわにしていた。特に車体全体にこびりついた土埃が目立ち、村田は「土じゃないですか(笑)。動くんですか?」と、本当に修繕できるのか半信半疑といった様子だった。

 しかし、横畑氏は「このまま朽ち果てさせるのはちょっとかわいそう」とレストアを決意。バイクに知見のある村田とキクチの協力のもと、根気よく復元作業に取り組み、その模様は随時「ガレヨコ『GARAGE YOKOHATA』」にて動画として公開してきた。そしてこのほど、長らく着手していた本プロジェクトがめでたくフィナーレを迎える。

 2023年6月2日に公開した「『37年ぶりに走り出す!』あのズタボロだったホークがついに走り出します!」と題した動画で横畑氏は、ハンドルや燃料供給装置「キャブレター」などに最終調整を加えていた。次回の動画でがついに公道で走らせるとのこと。プロジェクト開始からおよそ2年。ボロボロだった「ホーク CB250T」が新品同様に生まれ変わり、颯爽と車道を駆け抜ける……そんなレストアの醍醐味と言えるシーンが、近日中に見られそうだ。

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