無印良品「ダンボールファイルボックス」の収納術を紹介 5枚で890円、値段以上の使いやすさ

無印良品「ダンボールファイルボックス」の収納術

 デスク周りは書類、文房具、本、ガジェット類など、さまざまなもので溢れる。なかでも書類は、仕事用やプライベート用など多種多様なものが多く、その整理には気を遣う。筆者が長らく愛用しているのが、無印良品の「ワンタッチで組み立てられるダンボールファイルボックス」だ。最初は5枚1組で税込890円という価格に惹かれて購入したのだが、今ではそのデザイン性と使い勝手の良さに満足し買い足してる。

ワンタッチですぐに使える収納ボックス

「ワンタッチで組み立てられるダンボールファイルボックス」

 無印良品の「ワンタッチで組み立てられるダンボールファイルボックス」は、ダンボール材を使用したファイルボックスだ。5枚1組で税込890円で、ひとつのサイズは約10×32×25センチ。カラーはダークグレーとベージュの2色で販売されている。ダークグレーはどちらかというと、濃い茶色の色合いに近い。

 折りたたまれたボックスを開いて底をグッと押せば、ワンタッチですぐに完成。特別な工程はないので、組み立て時にシワができるということもなく綺麗に組み立てられる。

 「構造を見直して組み立てやすくなりました」、と無印良品の公式ページに記載があるが、たしかに組み立てに関しては数秒あればできる簡単さだ。しかももし使わなくなって廃棄するとなっても、ダンボールなので分別にも困らない。

頑丈だから書類整理に役立つ

 筆者の主な使い方はクリアファイルや説明書、音楽の仕事用の楽譜などの整理整頓だ。ひとつのダンボールファイルボックスに「音楽用」「説明書用」などのラベルを貼ってまとめておけば、どこにどんな書類があるのかがすぐにわかる。

 薄い冊子やノートなども、本棚に収納するより、ダンボールファイルボックスに入れたほうが倒れることなくきちんと感も出る。

 特に役立っているのは楽譜整理で、五十音順に入れておくことで使いたいとき。すぐに探し出すことができるている。紙類の収納にはぴったりな商品だと思う。

 しかし、重いものや頻繁に出し入れをするものに関しては、やや強度が足りないと感じる。頑丈であるとはいえ、ダンボール材なので軽めのものの収納におすすめといったところだ。

 ダイソーやセリアのような100円ショップで同様のものを探しても、なかなか良いデザインがない。そこはやはりさすが無印良品といったところ。ひとつでももちろん使いやすいうえにデザイン性も申し分ないが、いくつか並べて使うと統一感もあって目に入るたびに仕事のモチベーションも上がる。落ち着いたナチュラルな色合いのため、どんな場所でも浮くこともなく、かといって目立つこともない。生活のなかに溶け込んでくれるのも、長く愛用している理由だ。

書類を「見えない化」するから見やすい

 使用する前は、ただ書類をそこに入れているだけで、役に立つのだろうか?という疑問を持っていたが、今ではこれなしでは整理整頓はできないと思うほど気に入っている。

 数年使用して思うのは、何より頑丈だということと、書類等をファイルボックスに入れることで「見えない化」でき、スッキリとした印象になること。何が入っているのかはラベルを貼ればいいし、書類を種類によってひとまとめにしているため以前より把握しやすくなったように思う。

 無印良品らしいシンプルさがありながらナチュラルで、安っぽくもない。リビングや書斎、本棚といったあらゆる場所で、ありとあらゆるものをしっかりと収納してくれるダンボールファイルボックス。整然と並んだ様子を見ると、さすが無印良品だと感動さえする。

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