ゲームストアにもブラックフライデーが到来 いま遊びたい、おすすめタイトル13選

ブラックフライデーの注目ゲームタイトル13選

いまこのタイミングだからこそ手に入れるべき、不朽の名作

ウィッチャー3 ワイルドハント』(Xbox One版: 1,207円/80%オフ)

 昨今では『サイバーパンク2077』でも知られるようになった〈CD Projekt RED〉によるオープンワールドアクションRPGの歴史的傑作。発売から7年以上が経った今もなお、細部に至るまでこだわりを感じるフィールドや世界観の作り込み、膨大でありながら一つひとつがしっかりと練り込まれたサブクエストなどにおいて、本作のクオリティは他に類を見ないほどに圧倒的だ。来月14日には次世代機版を含む大型の無料アップデートが配信される予定となっているため、今回のセール中のタイミングで手に入れておくことをオススメしたい。

『DARK SOULS REMASTERED』(PlayStation 4版: 3,074円/35%オフ、Xbox One版: 2,640円/50%オフ)

 セールス・評価ともに2022年を代表する作品の一つとなった『ELDEN RING』。その魅力を語るうえで、フロム・ソフトウェアが長年に渡って培ってきた「高難易度であるにも関わらずやめどきを失ってしまう絶妙なゲームバランス」を避けて通ることはできないだろう。同作の直接的なルーツとも言える本作には、やや荒削りではありながらも、いま遊んでも十分に面白いと断言できるほどの、歯ごたえのあるアクションと好奇心を刺激する探索の魅力が詰まっている。本作をプレイすれば、改めてフロム作品がもつ唯一無二の面白さの真髄を知ることができるはずだ。

Dead Cells』(PlayStation 4版: 1,515円/40%オフ)

 いまや本家の「メトロイド」と「ヴァニア」が追従する立場になったと言っても過言ではないほどに、近年のメトロイドヴァニアの盛り上がりは凄まじい。その中でも特に傑作として名高いのが、ローグライクを導入した緊張感とリプレイ性のあるシステムと、優れた操作性による気持ちの良いアクションで知られる本作だ。リリースから約4年が経った今でも継続的にアップデートが実施されており、先日は『Hotline Miami』や『Slay the Spire』といった人気インディーゲーム6作品とのコラボが配信されたばかり。充実したアクセシビリティ機能が搭載された本作はメトロイドヴァニア入門としても最適なので、ぜひこの機会に触ってみてほしい。

筆者が個人的にオススメしたい、埋もらせるにはあまりにも勿体ない良質なインディー作品

Endling - Extinction is Forever』(PlayStation 5・4版: 3,168円/20%オフ)

 人類による環境汚染や自然搾取によって、ただ一匹だけ地球上に残された母キツネが主人公の、横スクロールアドベンチャー作品。可愛らしい子ギツネたちを飢えや襲撃から守るため、母キツネは自然や人類の脅威から逃れながら旅を続けていく。美しいビジュアルや音楽、何よりモフモフのキツネたちには癒しを感じられるが、選択を誤れば一匹ずつ子を失い、あるいは種そのものが絶滅するという壮絶な状況から逃れることはできない。果たして、冒険の果てに生き残ることはできるのだろうか。

『Metal: Hellsinger』(PlayStation 5版: 3,465円/25%オフ、Xbox Series X|S版: 3,487円/25%オフ)

 さまざまな地獄を巡りながら、メタルのBGMをバックに銃を撃ちまくるという『DOOM』をさらに悪魔的にしたかのような「リズムゲーム×FPS」。リズムに合わせて銃を撃つことで、攻撃の破壊力も音楽の激しさも増大していくというシステムがもたらす快感は尋常ではなく、アリッサ・ホワイト=グラズ(アーチ・エネミー)やサージ・タンキアン(システム・オブ・ア・ダウン)といった超豪華ゲスト・ヴォーカル陣が参加したサウンド・トラックはメタラー垂涎の仕上がり。間違いなく、近年のFPS作品におけるベストの一つだ。

If found…』(Nintendo Switch版: 1,000円/52%オフ)

 1993年のアイルランドを舞台とした、インタラクティブ・ビジュアル・ノベル作品。主人公であるカシオが故郷であるアチル島に帰郷した時の出来事が、手書きによる美しいビジュアルと、2 Melloといったアイスランドのミュージシャンによる切なくも優しいサウンドトラックによって丁寧に描かれていく。カシオがこれまでに経験してきた、自らが女性であることを家族から受け入れられずに悩み苦しんだり、一方でそれを受け入れてくれる友人たちと楽しく過ごしたりといったさまざまな出来事を追想しながら、やがて物語は宇宙をも巻き込むほどの壮大な展開へと向かっていく。

 紹介は以上だ。紹介しきれなかったタイトルは数えきれないほどに存在するため、ぜひそれぞれのプラットフォームのセール情報をチェックしてみてほしい。

“未知”を“既知”へと変えていく喜びに満ちたオープンワールド 『Horizon Forbidden West』レビュー

昨今、ゲーム業界で注目されるトレンドといえば「オープンワールド」だ。定義は様々だが、リニアな一方通行の世界ではなく、ノンリニアな…

噂の“猫ゲー”『Stray』がゲーマーの心を掴む3つの理由 2022年屈指のトレンドタイトルについて考える

7月19日にリリースを迎えた“あるアドベンチャーゲーム”が話題を呼んでいる。  そのタイトルの名は『Stray』。フランスのマ…

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる