松村沙友理が語る“乃木坂46卒業からの1年” 「改めてメンバーの偉大さを感じた」

松村沙友理、卒業から1年

──まだ始まったばかりのブランドですが、この先の展開もいろいろ考えていると思います。長期的にどんなブランドにしていきたいか、女性にとってどんな存在になりたいとか、イメージしていることはありますか?

松村:やっぱり私が感じたように、お洋服の持つ魔法を共有してもらえたら一番なんですけど、まずはみんなが写真とかサイトを見て「ここのお洋服着たい」と思ってもらえるようなブランドにしたいです。それと、『Lantinam』のお洋服を着たら絶対に可愛くなれるという、信頼感もいつか築けたらいいなと思います。

──では、ブランドプロデュースという点で挑戦してみたいことは?

松村:私は約10年間の乃木坂46人生で、本当にたくさんの方に助けていただいて続けてこられたので、このブランドも私の世界観、『Lantinam』の持つ世界観は保ちつつ、いろんな皆さんの意見を取り入れていけるようなブランドにしたくて。それこそポップアップイベントにも挑戦したいですし、そういう場でこのお洋服を直接見てもらっていろんな皆さんのお話を聞いてみたいです。それから、このブランドはお洋服だけじゃなくて、もうちょっといろんなアイテムにも広げていけたらいいなと思っているので、そこも楽しみにしていてほしいです。

──ちなみに、松村さんが今日着ているのもまさに『Lantinam』のお洋服ですよね。

松村:はい、そうなんです!

──ノースリーブの肩が出るバランスなど含め、やっぱり写真と実物とでは印象が異なりますね。

松村:ふふふ、ありがとうございます。しかも、これだと二の腕が気になるかもしれませんけど、ポヨポヨした私でもグローブで二の腕をカバーできて、腕が細く見えるんです(笑)。

──実際にモデルさんや購入者さんが着ている姿をリアルで目にすることができると、「自分が着たらこうなるのかな?」とよりイメージを掴みやすいかもしれないですね。

松村:やっぱり実際に着ている方、着ている姿を見ていただいて手に取ってもらえたらわかりやすいですものね。実は、最近はバラエティ番組に出るときにこっそりと着ていたりするので、みなさんよく見てみてください(笑)。

──まずは『Lantinam』という松村さんプロデュースのブランドが立ち上がり、こういうコンセプトでやっていますということを広めて、どんどん手に取ってもらい、着てもらうことから進めていきましょうと。

松村:そうですね。まだ始まったばかりのブランドなので、ちょっとずつ頑張っていきます。

──乃木坂46卒業から1年でこの展開って、かなり充実していますよね。だって、明日で卒業からまる1年ですし(※7月12日に取材)。

松村:あ、本当だ! あっという間ですね!

──乃木坂46という安心できる場所を離れて、すべてひとりで活動していくとなると以前とは勝手が異なることもたくさんあったと思うんです。そういった経験を1年間してみた、現時点での手応えはいかがでしょう?

松村:この1年間、特に最初のころは「自分ひとりでやっていけるのか?」という不安が大きくて、どの仕事をするにもずっと気を張っていたんですよ。それこそ、バラエティ番組では毎回爪痕を残さなくちゃみたいな感じだったんですけど、でもそうするたびに自分の中ではうまくいっていない気もして。それでも、共演者の皆さんはすごく温かく受け入れてくださるし、助けてくださるしで、いまになってみて最初のころのことをちょっと反省して、「もうちょっと肩の力を抜いてやっていってもいいのかな?」とやっと思えてきたところです。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「インタビュー」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる