最強カメラスマホ『Xiaomi 17 Ultra』実践レビュー! ライカモードと2億画素望遠の実力とは

カメラよりエモい写真が撮れる最強スマホ

 日本で販売されている数多くのスマートフォンの中で、今現在最もカメラ性能が高いという評判の『Xiaomi 17 Ultra』がシャオミから登場した。さらに上位モデルとして老舗のカメラメーカー、ライカと提携した『LEICA Leitzphone powered by Xiaomi』も販売されている。撮影性能で圧倒的能力を秘めるこのスマートフォン、どんな製品なのか見ていこう。

カメラレンズのような外観が特徴の『Xiaomi 17 Ultra』

 『Xiaomi 17 Ultra』は本体カラーが3色。黒、白、そして緑がラインナップされる。このうち緑はスターリットグリーンと呼ばれ、天然石のようなテクスチャを背面に施したボディーが特徴だ。価格は19万9800円からとかなり高価だが、それだけの価値のある性能を有している。

『Xiaomi 17 Ultra』スターリットグリーン
『Xiaomi 17 Ultra』スターリットグリーン

 画面サイズは6.9インチと大きく、写真や動画を撮影した後にプレビューを見るにもいいサイズだ。フロントカメラは5000万画質とかなり高く、実はセルフィーも美しく撮影できるのだ。カフェやレストランなどのやや暗い室内でも鮮明に顔を写すことができる。メインカメラだけではなくフロントカメラも高性能、これが今の時代の「カメラスマホ」の常識だ。

大きな画面に高画質なフロントカメラを搭載
大きな画面に高画質なフロントカメラを搭載

 本体側面の音量調節ボタンは丸く、ちょっと古い時代の電気製品をなんとなく感じさせてくれる。本体重量は219g。このボディーに6000mAhの大型バッテリーを内蔵している。通常使用で1.5日は楽に持たせることができる。動画を頻繁に撮影してもすぐに電池切れしてしまう心配もないだろう。充電速度も90Wと高速なので、朝の短い時間にも急いで充電できる点は安心だ。

側面
バッテリーは6000mAhを搭載

 カメラ性能は国内最大級だ。まずライカと協業しているので、アナログカメラ風のエモい色合いの写真も簡単に撮影できる。広角カメラは5000万画素、超広角カメラも5000万画素なので暗いシーンも苦にしない。

カメラ
国内スマホ最強カメラとしての実力は十分

 望遠カメラは驚異の2億画素で、ライカAPOというカメラの世界で認定された規格のレンズを採用。しかも3.2倍と4.3倍の間はカメラの望遠レンズのように、実際にレンズが動くために、光学で劣化しない撮影が可能だ。それに加えてAI処理により50倍や100倍でも十分美しい絵が撮れる。iPhoneなど他社のスマートフォンカメラでは不可能な高倍率望遠は、ぜひ家電量販店などで実機に触れて試してみてほしい。

ブラックモデル カメラ周辺
ブラックモデルはシックな佇まい。

 他にもポートレート撮影時にライカのオールドレンズのボケを楽しめたり、花火の撮影も美しくできるモードや、ショート動画に使えるステージ撮影など様々な撮影テクを標準で楽しめる。あとからカメラアプリを入れずとも、『Xiaomi 17 Ultra』があれば思い通りの写真や動画を撮ることができるのだ。

ホワイトモデル カメラ周辺
美麗なホワイトモデルも魅力だ。

まるでデジカメ?本格的な撮影用キットも登場

 『Xiaomi 17 Ultra』は高性能なカメラを搭載しているが、あくまでもスマートフォンだ。本格的な撮影をするときなどか縦で持ちにくかったり、本体の持ち方によっては画面のシャッターをタップしにくいこともあるだろう。そこでオプションのアクセサリとして『Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro』が1万9800円で販売されている。

『Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro』
最強カメラスマホ『Xiaomi 17 Ultra』実践レビュー! ライカモードと2億画素望遠の実力とは

 『Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro』はグリップとケースの2つに分かれているキット。グリップ部分には2000mAhのバッテリーが内蔵され、本体の補助バッテリーとして連続使用時間を延ばしてくれる。そして何よりもグリップを装着した外観はデジカメそのものだ。このキットをつけて街中を歩けば、もはやだれもがこの『Xiaomi 17 Ultra』をスマートフォンだとは思わないだろう。見た目だけでも十分差別化できるのだ。

デジカメのような外観
デジカメのような外観になる

 グリップには様々なボタン類が搭載されている。シャッターはデジカメのように半押しにも対応し、フォーカスロックなどカメラと同じ操作ができる。ビデオ撮影用には専用のボタンも搭載されており、他の機能を割り当ても可能だ。さらに露出補正やフィルター変更ができるカスタムダイヤルボタンも内蔵。ズームレバーを使えば望遠撮影もワンタッチだ。

カメラ操作が可能なボタンを搭載
カメラ操作が可能なボタンを搭載

 これらのボタンは何も考えずとも「とりあえずシャッターを押す」ことで写真が撮れるため、たとえば現在iPhoneを使っているユーザーが「写真専用カメラスマホ」として買うのもいいだろう。またフロントカメラ部分のリングを外して付属のフィルターリングを取り付けると、カメラ用の67mmの光学フィルターも取り付けできるのだ。「いいカメラが欲しい、でも本格的なデジカメは高い」という人にも、『Xiaomi 17 Ultra』+『Xiaomi 17 Ultra Photography Kit Pro』はお勧めだ。

フィルターも装着できる設計
フィルターも装着できる設計となっている

 写真の作例はまた追って様々なシーンで試す予定だ。標準でライカモードと通常モードの切り替えが可能であり、ライカモードを使えばより自然な色合いで撮影もできる。高性能なカメラだけにだれが撮影しても写真、動画どちらもきれいに写るため、写真撮影そのものが楽しくなる。「『Xiaomi 17 Ultra』を手に旅行に行って写真を撮ろう」なんて気を起こさせてくれるのだ。

写真アプリ
誰でも簡単に美しい写真が撮れる

ライカブランドの上位機種『LEICA Leitzphone powered by Xiaomi』も登場

 『Xiaomi 17 Ultra』は十分高性能なカメラを搭載しているが、さらにそれの上を行くモデル『LEICA Leitzphone powered by Xiaomi』も発売になった。価格は24万9800円と、もはやスマートフォンとは思えないレベルだ。しかし数十万円が当たり前の「ライカのカメラ」のスマートフォン版と思えば安いのかもしれない。

『LEICA Leitzphone powered by Xiaomi』
ライカレンズの存在感が圧倒的な『LEICA Leitzphone powered by Xiaomi』

 スマートフォンとしての基本性能は『Xiaomi 17 Ultra』と変わらない。フロント1つ、背面3つのカメラ性能も同等だ。大きく異なるのが背面デザインで、ライカのロゴが左上に入っている。カメラ部分の「LEICA」の文字位置も縦、横と変わっている。

背面デザインが異なる
背面デザインが異なる

 側面もボタンの位置は同じだが、フレーム部分にはスリットが入っており、カメラというか機械というか、より重厚なデザインになっている。このスリットは滑り止めにもなるので写真撮影もしやすい。

異なる側面
細かい点として側面仕上げも変えている

 大きな違いはカメラ周りのリングだ。『LEICA Leitzphone powered by Xiaomi』はこのリングが回転する。本物の高級カメラのように、レンズを回すような感覚で、リングを回転させることができるのだ。リングの回転は望遠倍率の変更や明るさ、絞り値などを変更可能。撮影体験もよりカメラに近づいている。

カメラリングの周りは回転する
カメラリングの周りは回転する

 さらにはライカの老舗のカメラのM3、デジタルカメラの名機M9の2つのモードも搭載。M3モードで撮ったモノクロ写真は、昭和の時代というか、まだカラーTVですらなかった時代を思わせるような、渋い色の写真が撮れる。

ライカの過去機モード
ライカの過去機モードも搭載

 実はこのモデルは、中国で先行して『Xiaomi 17 Ultra by LEICA』の名前で販売されており、先にレビュー記事を公開している。カメラの撮影仕上げは同等なので、こちらも参考にしてほしい。

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 記録ではなく記憶を残す、そんな写真を撮れるのが今回のシャオミのスマートフォン新製品の魅力だ。なおシャオミは関東と大阪に数店舗、自社製品を扱う「Xiaomi Store」を転嫁している。専門のスタッフが使い方や特徴を教えてくれるので、気になる人は店舗を訪れ実機を実際に触って試してみてはいかがだろうか。

撮影例
スマホの撮影体験が変わる可能性を秘めた存在だ

 

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