CanCam坂道三姉妹の最終回が話題 YouTube上で実現する坂道グループの共演

YouTube上で実現する坂道グループの共演

 ここだけの“夢のコラボ”を量産できる。大手ファッション誌による坂道YouTube動画の強みCanCam坂道三姉妹の動画がYouTubeに公開され反響を呼んでいる。

 CanCam坂道三姉妹とは、先日乃木坂46を卒業した松村沙友理と現役メンバーの山下美月、日向坂46の加藤史帆からなる、ファッション雑誌『CanCam』(小学館刊)の専属モデルを務める坂道の人気メンバー3名に付けられた愛称。同誌ではこれまで何度もこの坂道三姉妹による企画が催され、長らく読者から親しまれてきた。

 この度、長女・松村のグループ卒業に伴い、坂道三姉妹企画の最終回が『CanCam』9月号に掲載された。雑誌の発売に合わせ、7月20日にCanCamの公式YouTubeチャンネルに投稿された動画では、撮影の密着映像とともに、撮影の合間に収録したインタビューも公開された。

 「【卒業】坂道三姉妹の最後の撮影に密着:桜:かとしが大号泣した理由とは!?【乃木坂46・日向坂46】」と題して公開された動画で、冒頭に「CanCam坂道三姉妹として最後の撮影はどうだった?」と質問されると、加藤は「え、最後なんですか?」と驚きの表情に。その様子に乃木坂の2人は爆笑。松村が「かとしちゃん、絶対気付いてないと思ったの。何回か、『りんごさん最後なんですか?』って言ってるのを実は私、ずっと無視してたの」と告げると、加藤は本当に青天の霹靂だったらしく「知らなかった……」と号泣した。

 「坂道シリーズ」として一括りにされることが多い乃木坂、櫻坂、日向坂だが、基本的にはグループ単体での活動が多い。その一方で、グループの枠を超えた共演は意外と少なく、先日開催された櫻坂46・日向坂46による合同ライブや、3坂道のメンバーが史上初競演した2018年の舞台『ザンビ』、NHKで不定期放送される特番『坂道テレビ』くらいなものだ。

 ということで、CanCam坂道三姉妹企画は、グループの枠を超えた貴重な共演機会の一つだったのだ。むろん、こうした“夢の共演”を多くの坂道ファンは好んでいる。事実、今回の坂道三姉妹共演の動画は、公開から2日経過した7月22日時点で27万再生をマークし、急上昇ランキングにもランクインしている。

 『CanCam』以外にも、専属モデルに坂道の人気メンバーを起用している大手ファッション誌は、公式YouTubeチャンネルにて、ここでしかできないようなグループの枠を超えたコラボ動画をいくつも公開している。たとえば、ファッション雑誌『Seventeen』(集英社)の公式チャンネルでは、同誌専属モデルの日向坂46・小坂菜緒と久保史緒里がやはり「坂道姉妹」として度々動画でフィーチャーされている。さらに、小坂は同チャンネルで櫻坂46(当時欅坂46)の森田ひかるとも共演している。

【坂道姉妹】久保史緒里 × 小坂菜緒 甘〜いピンク表紙を撮りました♡

 現在、坂道シリーズのYouTubeにおける情報発信は、乃木坂に限りバラエティ・企画色の強いチャンネル「乃木坂配信中」を運用してはいるものの、櫻坂と日向坂は主にMVなどを公開するオフィシャルチャンネルを展開する程度であり、非常に限定的だ。もちろん、坂道の枠を超えたコラボなどはない。こうした現状を踏まえると、異なるグループの坂道メンバーを専属モデルとして抱えるという強力なアドバンテージがある有名ファッション雑誌のYouTubeチャンネルは、今後もここでしか見られない坂道・夢の共演動画を定期発信し、引き続き、存在感を示していくのではないだろうか。

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