HUAWEIのオーディオグラスは普段使いも可能に タブレット、スマートウォッチなど新製品多数発表
華為技術日本株式会社(ファーウェイ・ジャパン)は5月26日、都内で新製品発表会を開催し、「Matebook D 」のAMDモデルや「Matebook E」の大容量ストレージモデル、スマートウォッチ「HUAWEI FIT 2」「HUAWEI Band 7」など、多数の新製品を発表した。中でも注目したいのが、オーディオグラス「HUAWEI Eyewear」とE inkタブレット「HUAWEI MatePad Paper」の2製品だ。
「HUAWEI Eyewear」は、メガネのツルの部分にスピーカーが搭載されているオーディオグラスと呼ばれるジャンルの製品。HUAWEIは昨年、韓国発のサングラスブランドGentle Monsterとコラボしたオーディオグラス「HUAWEI X Gentle Monster Eyewear II」を発売していたが、HUAWEI Eyewearはその後継モデルとなるもの。フレームのデザインとしては、ウェリントン型フルリムとハーフリム、ボストン型フルリムが用意されている。
ツルの下部には128ミリ平方メートルの大型振動版を用いたセミオープンスピーカーを搭載。上面にある音漏れ防止ホールにより、音漏れを大幅に軽減したとしている。実際に体験してみたが、常識的な音量であれば、音漏れを気にする必要はなさそうだ。マイクも搭載しているので、オンライン会議などでも利用できる。装着検知機能もあり、メガネを外すと音楽再生が止まる仕様だ。
この手のオーディオグラスは、普段からメガネを利用しているユーザーにとっては度付きレンズへの交換が1つのハードルとなっているのだが、HUAWEI EyewearはメガネメーカーOWNDAYS(オンデーズ)と提携しており、OWNDAYSの店舗で度付きレンズへの交換が可能だ(有料サービス)。
また、そのOWNDAYSがフレームの設計を行った特別モデル「OWNDAYS x HUAWEI Eyewear」も発売される。ハードウェアとしての仕様は共通だが、OWNDAYSはフレームがスクエア型とウェリントン型の2種類。また、こちらのモデルのみ、マグネットで固定されるスナップ式のサングラス(別売り)が利用できる。
充電は、USB-C対応の専用ケーブルをツルの後ろ側に装着して行う。充電時間は約85分。1回の充電で音楽再生なら約6時間、連続通話は約4.5時間利用可能。なお、ケーブル処理のわずらわしさはあるが、充電しながらでも利用はできるとのこと。いざとなればモバイルバッテリーに接続して長時間利用もできそうだ。