Appleイベントで最もインパクトがあったのは? 発表された製品を振り返る
日本時間の2022年3月9日午前3時より、Appleの新製品発表会「最高峰を解禁。」が開催された。毎年恒例の春イベントであり、昨年の2021年4月のイベントでは「AirTag」「24インチiMac」「iPad Pro(M1チップ搭載)」などが発表された。今年はどんな製品が発表されたか、改めて振り返っていきたい。
「iPhone 13」シリーズに新色“グリーン”が加わる
「iPhone 13」「iPhone 13 mini」には「グリーン」が、「iPhone 13 Pro」と「iPhone 13 Pro Max」には「アルパイングリーン」が、新色として追加された。iPhone 13のグリーンの方が微妙に濃い色で、ミリタリーな雰囲気がある。3月11日から予約注文可能だ。
新しい「iPhone SE」登場
iPhone 13シリーズにも搭載されている「A15 Bionic」チップを搭載した、新しい「iPhone SE」が登場。いわゆる第3世代と呼ばれるモデルになる。4.7インチのディスプレイとTouch ID内蔵のホームボタンは、「iPhone 8」に似たデザインだ。
ポジションとしては、iPhone SEユーザーやiPhone 8より以前のモデルを使っている物持ちの良いユーザーの買い替え先として検討できるだろう。正直、買い替え先としてはオーバースペックともいえるほどのスペックであり、5Gにも対応しているため長く使えるはずだ。
カラバリはミッドナイト、スターライト、(PRODUCT)REDの3色。3月11日から予約注文を開始し、価格は57,800円から。
M1チップ搭載の「iPad Air」
iPad Proに続き、「iPad Air」にも「M1チップ」が搭載された。世代としては第5世代となる。インカメラは超広角の1200万画素となり、人物を追いかけて映してくれるセンターフレームに対応。さらにiPad Airシリーズでは初の5G通信(Sub6)にも対応した。
今回のiPad Airの競合となるのは、iPad Proだろう。特にディスプレイに関しては11インチのiPad Proを選ぶ理由は一気になくなったように思える……。12.9インチのiPad Proは、Liquid Retina XDRディスプレイやミニLEDバックライトなど、まだ分があるように思えるのでストレージ容量やディスプレイの美しさをそこまで重視しない人ならば、新しいiPad Airで充分かもしれない。
カラバリはスペースグレイ、ピンク、パープル、ブルー、スターライトの5色。3月11日から予約開始で、価格は7万4800円から。