Fire TV搭載の「スマートテレビ」を買うメリットはあるのか 

「スマートテレビ」を買うメリットはあるのか 

 ヤマダホールディングス(以下ヤマダ)とAmazonは日本国内初となる、Fire TV搭載スマートテレビ「FUNAI Fire TVスマートテレビ」の販売を発表した。スマートフォンやタブレットなどコンテンツの視聴方法がますます増えるなかで、「スマートテレビ」を自宅に導入するメリットはどこにあるのだろうか。

 スマートテレビとはインターネットに接続し、ストリーミング配信などで多様なコンテンツが視聴できるテレビを意味する。FUNAI Fire TVスマートテレビはメディアプレーヤー「Fire TV」の機能を組み込んでおり、Amazon Prime VideoだけでなくYouTube、Netflix、ディズニープラス、Hulu、ABEMA、DAZNなどの豊富なサービスのなかからコンテンツの視聴が可能。また、Amazon Musicによる音楽の再生もできる。

 スマートテレビ機能だけでなく、地上波・BS・CSの視聴も可能。また、Androidスマートフォンなら「Miracast」、iOSデバイスなら「AirPlay」の技術を利用して、スマートフォンやタブレットのコンテンツをスマートテレビの大画面に投影することもできる。これらを加味すると、日本国内で視聴できる動画コンテンツのほとんどに対応しているといっても過言ではないほどだ。スマートフォンやタブレット単体では、ここまで多様なコンテンツの視聴は難しい。

 FUNAI Fire TVスマートテレビで活用したいのは、やはり「Alexa」による音声認識機能だ。当製品にはリモコンが付属しており、Amazonから販売されている「Fire TV」シリーズと同様に、リモコンの「Alexaボタン」で「Alexa」の直感的な操作が可能となる。

 音声認識機能があることで、コンテンツをタイトル名やジャンル名、俳優の名前で検索したり、動画の操作やアプリの起動、音楽再生、HDMI入力の切り替えを声だけで操作することができるため、入力の手間が省ける。対応する「Amazon Echo」とペアリングすれば、Alexaを経由したハンズフリーでのテレビの操作も叶う。

関連記事

インタビュー

もっとみる

Pick Up!

「コラム」の最新記事

もっとみる

blueprint book store

もっとみる