TKO木下のYouTubeにワンオクTakaが登場 異色のコラボはなぜ実現?

 TKO・木下隆行のYouTube動画にONE OK ROCKのTakaが登場した。

【貴重】ロスまでワンオクTakaに会いに行ってきた〜前編〜

 木下のYouTubeチャンネル「TKO木下のキノちゃんねる〜天まで届け〜」に1月20日と23日、突如投稿された「ロスまでワンオクTakaに会いに行ってきた」と題した前後編2本立ての動画。世界を舞台に活躍するロックバンドのボーカル・Takaが、なぜ接点のなさそうな木下の動画に出演するのか?と疑問に感じる方がほとんどだろう。その答えは本動画の中で語られている。

 二人は約7年前に共通の友人であるプロボクサーの井岡一翔を介して知り合い、一緒に遊ぶ仲になったとのこと。今回、Takaが暮らすアメリカ・ロサンゼルスの自宅を訪れた木下だったが、それもTakaからのお誘いがあって実現したという。動画の概要欄には「ある夜、ご飯を食べてたら急にTakaが「俺がチケット出すから『ロサンゼルスまでTakaに会って来た。』YouTube撮ったら。どうせ暇でしょ?笑笑」とキラキラした笑顔で言ってくれました」と、コラボの経緯が綴られている。ちなみに、動画が撮影されたのは昨年のことらしい。

 空港に到着した木下を迎えに来たのはTaka本人。「ようこそ! ロサンゼルスへ」と木下を迎え入れ、自宅へと車を走らせた。自宅へ到着した後、木下が改めてロス行きのチケット代を出してくれたことに感謝を伝えると、Takaは「友達ですからね」とサラッと返した。

 木下は「実はTakaにはすごく助けられてて」と切り出し、かつて自身の不祥事が世間を賑わせていた時のことを振り返った。後輩芸人にペットボトルを投げつけるなど、様々なパワハラ疑惑が報道された木下。当時はまだ、誰も木下の騒動を弄っていなかった。にもかかわらず、とあるパーティーの席でTakaはいきなりペットボトルを投げつけてきたという。しかも、その投げつけてきたペットボトルをはじめ、会場中にあった数百本のペットボトルには「投げるな注意!」という一文とともに、木下のイラストがプリントされたオリジナルラベルに差し替えられていた。すべてTakaが仕組んだ、手の込んだイタズラだったとのことだ。この時のことについてTakaは、「芸人さんに限らずエンターテイメントの方々は自分でやったことは自分でケツを拭いて、責任をもってそれを次に活かしていく。失敗はちゃんと成功につなげるために大事な素材。そういう想いから僕なりの……っていう」と説明した。

 さらに、今回木下とコラボした理由を、Takaは「そういうことをしてしまったという事実を自分でしっかりと受け止めて反省しなきゃいけない」としたうえで、「木下さんの仕事が増えてきたというお話を聞いた時に、なんかもう一押しというか。これからさらに頑張っていただけるタイミングがあるのであれば、全然お手伝いできることはしたいという気持ちではいたんです」と話していた。

 メディアの忖度なく、意外な有名人同士が個人的な関係性のみで共演できるのが、YouTubeの良さの一つ。今回の木下×TakaのコラボはそういったYouTubeの利点がよく現れた動画だと言えるだろう。

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