「いあいぎり」を覚えたリザードンで殿堂入り……初代ポケモンの“ひでんマシン”を考える

初代ポケモンの“ひでんマシン”を考える

 『ポケットモンスター ダイヤモンド・パール』をリメイクした『ポケットモンスター ブリリアントダイヤモンド・シャイニングパール』の発売日(2021年11月19日)が刻一刻と近づいている。リメイク作品ということで、現役を退いていたポケモントレーナーの中には、再びポケモン熱が再燃している人もいるのではないか。

 ただ、懐古厨の筆者はポケモンの話題を耳にすると『ポケットモンスター 赤・緑・青・ピカチュウ』(以下、初代ポケモン)の思い出を語りたくなってしまう。今回は初代ポケモンの何とも言えないギミック“ひでんマシン”について話したい。

記念すべき一つ目のひでんマシン「いあいぎり」

 ひでんマシン01「いあいぎり」。最初にもらうひでんマシンで、ストーリー上の至る所に生えている植物をぶった切ってくれる必須技。ただ、「いあいぎり」はバトル面では、威力50、命中率95と非常に低スペック。一応、序盤の主軸技「ひっかく」や「たいあたり」よりは威力があるが、レベルが上がれば「いあいぎり」以上に強力な技を覚えるためすぐさま不要になる。

 しかし、ひでんマシンの最大のデメリット「一度思えさせたら忘れられない」という恐ろしい設定がある。初めてプレイしたときはそんなこととは露知らず、「いあいぎり」を覚えたリザードンを殿堂入りさせた筆者のようなポケモントレーナーは多いはず。

めちゃくちゃ便利な「そらをとぶ」

 ひでんマシン02「そらをとぶ」。街から街の移動を数秒で行ってくれるため、ストーリー進行だけでなくポケモン図鑑完成のためにも大きな役割を担っている。

 また、技の威力は70と少々物足りないが、1ターン目に空を飛び、2ターン目に攻撃をするトリッキーな仕様である。「じばく」や「だいばくはつ」といった爆発系の技を回避できるなど、相手との読み合いをより高度にした技と言って良い。

ひでんマシン界の最強技「なみのり」

 ひでんマシン03「なみのり」。これまで進めなかった海の上を進むことができるため、初めて「なみのり」を使用した際は、「これまで踏み入れなかった土地に行けるのか~」といったワクワク感を覚えた。

 そんな「なみのり」だが、バトルにおいて無類の強さを発揮する。威力95は「10まんボルト」や「れいとうビーム」と並ぶ高火力で、威力は勝るものの命中率80と不安定な「ハイドロポンプ」よりも使い勝手が良い。「ハイドロポンプ」を覚えるポケモンでも、あえて「なみのり」を採用していたポケモントレーナーも少なくないのでは?

何とも言えない「かいりき」

 ひでんマシン04「かいりき」。障がい物となる白玉団子のような岩をどかすことができる。主にチャンピオンロードで頻繁に使用するのだが、ダラダラ岩を動かすことがとにかく面倒くさい。そのうえ「モルフォン」や「ゴーリキー」といったそこそこ強い野生のポケモンにダメージを削られるため、その怒りを「かいりき」に向けたものである。

 ちなみに、バトル面において「かいりき」は非常に評価が困る技となっている。威力80、命中率100と決して悪くない。しかし、同じノーマルタイプ技なら、威力85でまひ状態が期待できる「のしかかり」、反動を受けるが威力100(初代ポケモンの場合)の「すてみタックル」と比較するとどうしても物足りなさを覚える。本当に何とも言えないひでんマシン技なのだ。



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