今年だけで10以上のアップデートやサービス終了 Twitterのビジネスユーザー向け新機能「Twitter for Professional」は浸透するか?
Twitter社は2021年10月1日、新機能「Twitter for Professional」をリリースした。これは、一定の資格をもったTwitterアカウントは新たに実装された「Professional Account」に移行できるというもので、現在は一部ユーザーが利用可能となっている。
「Professional Account」に移行したユーザーは、Twitter広告、ニュースレター配信、ショッピング機能、Advanced Profile、Quick Promoteなど、SNSマーケティングに有用なモジュールが使えるようになる。SNSでの集客に力を入れている店舗や経営者であれば、有効に活用できるだろう。
しかし、思えばTwitterの新機能は、どれだけ増えていくのだろうか。例えば、2021年だけでもTwitterは以下のようなアップデートを実施してきた。
2月:音声でのダイレクトメッセージ機能が実装
3月:COVID-19に関するツイートへの警告ラベル機能を実装
4月:iOSからの4K画像アップロードをサポート
5月:投げ銭機能「Tip Jar」がスタート(米国先行)
5月:音声チャット「Space」がスタート
6月:サブスクサービス「Twitter Blue」がスタート(オーストラリア、カナダ先行)
8月:チケット制の「Space」が一部ユーザー向けのスタート
9月:アップロードする動画の品質改善アップデート
9月:サブスクサービス「Super Follow」がスタート(米国先行)
このほかにも画像の見せ方やUIはどんどん変化しており、一部ユーザー向けには新機能をテストしていたりと、Twitterは改善に余念がない。一方でライブ配信サービス「Periscope」が5月に、Instagramのストーリーのような機能「Fleet」が8月に終了した。続かない新機能もあるのだ。