フォローにお金がかかる? Twitterの有料プランで「できること」と「できないこと」
米Twitterは有料プラン「Twitter Blue」を発表した。さらに、ユーザーの収益化に向けた仕組みも取り入れられる予定だ。日本で絶大な人気を誇る同SNSサービスは、これからどのように進化するのだろうか。
ツイートの編集ではなく、やり直しが可能
Twitter Blueでもっとも注目が集まっているのは、ツイートを「やり直す」機能だろう。プラン加入者はツイートボタンを押すと、最大30秒までツイートをやり直すための猶予時間が与えられる。この時間は、自分の好みの長さに設定することが可能だ。
このような送信のやり直し機能は、例えば米Googleのメールサービス「Gmail」にも取り入れられている。ただしGmailの送信やり直し機能は無料で使えるので、有料プランとして提供されるTwitter Blueのインパクトはさほど大きくない印象だ。
なお、Twitter Blueはオーストラリアとカナダでサービスが開始され、それぞれの月額は4.49豪ドルと3.49加ドルとなっている。現時点では、同サービスが日本を含めた他の地域にいつ拡大されるのかは不明だ。
ブックマークフォルダやリーダーモードも
これまでTwitterには気に入ったツイートを保存するためのブックマーク機能があったが、すべてのツイートが一箇所に保存されるなど、使い勝手が悪かった。一方、Twitter Blueではツイートを「ブックマークフォルダ」に振り分けて保存することが可能になる。
さらに、Twitterの長いスレッドを読みやすいテキストに変換する「リーダーモード」も導入される。リーダーモードでは余計なノイズが取り除かれることで、まるで書籍のようにツイートを読むことができる。
それだけでなく、Twitterアイコンのカスタマイズやアプリのテーマカラーを変更することも可能だ。むしこのカスタマイズ機能こそ、Twitter愛好者には嬉しい機能かもしれない。