『恋ステ in the Resort』第8話ーー「付き合ったらダメだなって思いました」こうきからの告白にまほは……?

『恋ステ in the Resort』第8話レビュー

 ついに、運命の最終告白の日がやって来た。11人が週末に育んできた恋の行方は、一体どうなるのだろうか。今シーズンは、“年上男子”として20歳以上のメンバーも参加しているだけに、結末が読めない。

 まず、うたな(詩菜)のもとに現れたのは、いっさ(上原一冴)。いっさは、自分のなかに芽生えたうたなへの恋心に気が付いてからは、一直線にアピールをしてきた。こうき(明石光輝)との切ない恋にピリオドを打てずにいる彼女からすれば、いっさの温かな想いに救われることも多かったのではないだろうか。

 いっさは、「うたの笑顔とか、優しさとか、みんなと接している時のうたも、めっちゃ好きです。付き合ってください」と告白。しかし、うたなは「ずっと好きな人がいて。この気持ちのまま付き合うことはできない」と断ってしまう。やはり、今でもこうきの存在が大きいのだろう。

 だが、その後、「(こうきのことを)5ヶ月くらい好きだったけど、一度も後悔したことない。でも、もう吹っ切ります。新しい恋をちゃんとします」と笑顔を見せた。前を向けるようになったのは、想うばかりではなく、自分のことを想ってくれる存在に気が付いたからだろう。いっさの気持ちは届かなかったが、うたなを成長させるきっかけになったことは間違いない。

 一方、いっさに想いを寄せていたあさき(榎彩咲)は、この時点で失恋が決まってしまった。「心が折れた時が何度もありました」と言いつつ、「みんなに助けられた」と前を向いたあさき。恋は実らなかったが、この旅で手に入れたかけがえのない友情を胸に、歩んでいって欲しい。

 そして、まほ(真穂)を巡る三角関係。えいき(鈴木栄響)は、「第一印象から、まほのことを思い続けて、この思いは変わることはありません」と一途な恋心をアピールし、こうきは、「まほといると、心がドキドキして緊張して。これが恋なんだなって気づきました」と告白をした。

 まほが選んだのは、やはりこうきだった。しかし、「こうきと仲良くなるたびに、うたなのことを傷つけちゃってるなって思って。付き合ったらダメだなって思いました」と言ったため、「不成立か?」とMC陣も慌てたが、最終的に「でも、色々考えるより、好きって気持ちの方が大きいから、お願いします」とOKの返事を出した。振られると思っていたのか、こうきも「まじで!?」と驚きながら、「幸せにします」と宣言。今後は、遠距離恋愛になってしまうが、心の距離は近いままで。幸せな2人でいて欲しい。

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