『恋ステ in the Resort』第6話ーー想う恋か、想われる恋か。こうきがついに気持ちを固める?

『恋ステ in the Resort』第6話レビュー

 第6話は、えいき(鈴木栄響)とこうき(明石光輝)の間で揺れていたまほ(真穂)の気持ちが明らかになった。まほにとって、1番喋りやすいのはえいき。だが、1週間会えない状況で、誰と一番話したいか?と考えた時に思い浮かんだのは、こうきだったらしい。会えない期間があるからこそ、会いたい人が分かってしまうのが『恋ステ』なのである。さらに、「あなただけ見てるよ」と言ってくれる人ではなく、「取られたくない」と不安になる方を選んでしまうのは、“恋リアあるある”。恋の始まりには、どこにも行かない“安心感”よりも、誰かに取られちゃうかも……という“不安”の方が必要なのかもしれない。

 「こうきを振り向かせるために頑張りたい」とえいきに宣言したまほは、積極的なアピールを始める。こうきを2ショットに呼び出し、「今自分のなかで、気持ちが強いのがこうき。こうきに集中してる」と伝え、「ギュッてしてほしい」とおねだり。「ここにきて、うたな(詩菜)が気になってる」と言っていたこうきだが、完全にまほに気持ちが傾いたように見えた。だが、えいきも負けてはいられない。「まほへの気持ちを歌にしてきた」と自作の曲を聴かせたのだ。それを聴いたまほは、「自分のために曲を作ってくれたって経験が、初めてだったから。分かんなくなっちゃった……」と涙を流した。想う恋か、想われる恋か。最後にまほが選ぶのは、どちらの恋なのだろう。

 想う恋と、想われる恋。まほと同じように悩んでいるのが、うたなだ。真っ直ぐに想いを伝えてくれるいっさ(上原一冴)に心が動くも、どこかでこうきのことが忘れられずにいる。そんなうたなの想いに気付いたいっさが、「(うたなは)弱いところを見せんとこうとしてる」と優しく声をかけると、うたなは「なんで分かるの?初めて言われた」と照れ笑いを見せた。今まで、誰も気付いてくれなかった自分の“弱さ”を察して、その上で「好き」と言ってくれるいっさ。うたながいっさに傾くのは、時間の問題か?しかし、いっさと“いい雰囲気”だったあさき(榎彩咲)は、急に心変わりした彼に、「一言欲しかった」と不信感を抱いているようで。また、新たな波乱が生まれそうだ。

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