“1300万円のおもちゃ” ミニサイズのボンドカー・アストンマーティンが登場
映画『007』シリーズでジェームズ・ボンドが愛用するアストンマーティン「DB5」が、2/3スケールになって登場した。これは英企業、The Little Car Companyが手がけたもので、同社はこのほかにも、フェラーリやブガッティのミニカーを制作している。
今回リリースされた「DB5 JUNIOR No Time To Die Edition」は、通常モデルの「DB5 JUNIOR」よりも大幅にパワーアップした、“ボンドカー”仕様となっている。ヘッドライトにはおもちゃの機関銃が搭載され、さまざまな国のプレートを表示できる回転式ナンバープレートの代わりに、デジタルナンバープレートを採用している。また黒い煙を焚き出す煙幕機能も備えているなど、遊び心が詰まった一台だ。
本物のボンドカーと異なり屋根のないオープンカースタイルで、大人と子どもが並んで運転することを想定しているようだ。21.5馬力の電気モーターを搭載しており、最高速度は時速70kmを超えるという。ただし公道での運転はできない。
このスペシャル版は125台限定で生産される予定で、価格は90000ポンド(約1350万円)から。購入者は、レーストラックでのドライビングイベントに招待されるという。子どもだけでなく、大人のコレクターや『007』シリーズのファンの心にも刺さりそうだ。
(画像=The Little Car Companyより)
■堀口佐知
ガジェット初心者のWebライター兼イラストレーター(自称)。女性向けソーシャルゲームや男性声優関連の記事を多く執筆している。
〈Source〉
https://thelittlecar.co/db5junior/007/
https://edition.cnn.com/2021/09/21/success/aston-martin-james-bond-db5/index.html