那須川天心×VIGORMAN(変態紳士クラブ)が語り合う、歌手デビューの裏側 「こんなに人生楽しくなるとは」

天心×VIGORMANが語る“歌手デビュー”の裏側

ーーここからは天心さんのYouTubeについても聞いていきます。今年の6月でチャンネル開設から1年を突破しましたが、どうですか?

天心:そんなに変わっていることはなくて。チームのスタッフも本当にいい人たちですし、今後もYouTubeだけじゃなく色々一緒にやっていきたいと思うくらいになったので、生活の一部にまでなっているような気がします。

ーー今年を振り返ってみて、一番印象に残っているのは?

天心:僕にしかできないことがあると思っていて。格闘技をスパーリングなどで伝えるのは簡単だと思うんですけど、格闘技を面白おかしくバラエティよりにキャッチーに伝えようというふうに思っています。格闘技に触れやすくするというか。

ーー天心さんとも交流のある朝倉未来さんは、そのキャラクターも相まって喧嘩自慢とのスパーなど、格闘をメインにした動画も人気ですが、天心さんはあくまでポップで楽しい部分だけをみせていますからね。

天心:それぞれのキャラクターがあって、個性を出した動画を作っていくのがあたりまえで、僕はそういう表現がたまたま向いているという感じですね。いまは再生回数が伸びる伸びないというところを意識するのではなく、いいものを作っていこうというモードになっています。

ーー最初は登録者をひたすらに伸ばしていこうという考え方だったと思うのですが、そこの次元ではなくなってきている感じがしますね。

天心:そうですね。僕もチームもそれだけじゃないという考え方にはなってきていると思います。まずは楽しくやれることが大事で、登録者はあとからついてくるよねと。

ーー今回の音楽のように、YouTubeで歌唱動画を発信するうちに実際に歌手デビューしたりと、他ジャンルでもYouTube上での新たな挑戦がもっと大きな企画へ結びつくことも多そうです。

天心:そうですね。今回のお話もYouTubeで変態紳士クラブの「YOKAZE」を歌っていたからこそ、さらに仲良くなって繋がっていった部分もあるので。

【YOKAZE/変態紳士クラブ】by那須川天心

ーーいまYouTubeでやっているなかで、これの規模がさらに大きくなったらと思っていることは?

天心:格闘技にたくさん触れ合ってもらうという意味では、小さい子に格闘技を教えたり、僕が先生になるとか、そういうことをやっていきたいですし、アマチュアの大会も開催してみたい。格闘技人口を増やしたり、下の世代に対して自分ができることが何かないのかというのは、もっと突き詰めて考えていってみたいと思います。

■配信情報
那須川 天心 / Ready Go! (prod. by VIGORMAN & GeG) 
配信リンク: https://linkco.re/8P9sgzTa
※9月22日(水)0時に配信開始
Produced by VIGORMAN & GeG
Keyboard / 平畑徹也
Guitar / 山岸竜之介
Bass & Drum / G.B.'s
Strings / しゅうまいカルテット
Mixing & Mastering / 渡辺紀明

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