朝倉未来&海兄弟、那須川天心、シバター……YouTubeと親和性高める「RIZIN」 “エンタメ路線”は成功するか?

 本日12月31日、さいたまスーパーアリーナで開催される格闘技の祭典『Yogibo presents RIZIN.26』は、格闘技ファンだけでなく、YouTubeファンの間でも盛り上がりを見せている。なぜなら、格闘家YouTuberの朝倉未来&海兄弟や、最近YouTubeに力を入れている那須川天心、さらに、物申す系YouTuberのシバターが出場するからだ。

 今大会のメインイベントは朝倉海と堀口恭司のバンタム級タイトルマッチで、セミメインは那須川天心vsクマンドーイ・ペットジャルーンウィット。前回の『RIZIN.25』でまさかの敗戦を喫した朝倉未来と、戦うサラリーマン・弥益ドミネーター聡志の一戦も見逃せない。

 その朝倉未来は12月26日、自身の公式チャンネルに公開した「シバターをまたシバいてみた」と題した動画で、シバターの参戦を「RIZINの社長もすごく頭が柔らかくなった」と喜んでいた。朝倉が評価したのは、朝倉海-堀口戦のような格闘技ファンを満足させるような硬いカードを用意しつつ、一方で、格闘技ファン以外の観客・視聴者を連れてくるであろうシバターを参戦させるという、エンタメ路線に舵を切ったからだった。

シバターをまたシバいてみた

 これも時代だろうか。先日、ボクシング元5階級制覇王者フロイド・メイウェザーが米YouTuberのローガン・ポールと戦うことを発表し、UFCの元2階級同時制覇王者コナー・マクレガーには同じく米YouTuberのジェイク・ポールが挑戦状をたたきつけた。海外では、有名格闘家×YouTuberのエキシビジョンマッチが日常茶飯事。今回、RIZINもそんな世界のショービジネスの潮流に乗った格好となったわけで、その手始めとしてチャンネル登録者数100万人超えと影響力があり、総合格闘技家としてプロのリングに上がった経験もあるシバターは、うってつけの人材だと言える。

 シバターは既に、自身のチャンネルで、自らのRIZIN参戦を一つのエンタメショーとして視聴者に届けている。RIZIN運営に直訴するところから始まり、出場を勝ち取るや否や、「もっと間口を広げてたくさんの人に観てもらわなければならない」として、盟友のYouTuber、ラファエル、ヒカル、てんちむに電話。セコンドとして出演するよう説得した。

 その後、対戦を予定していたキックボクサー・皇治が「自分との試合を怖がって逃げた」と主張したり、皇治がNGを出したことで生放送枠を外されたと激怒したりと大忙し。しかも、12月30日朝時点で、いまだ対戦相手は「X」と伏せられたまま。繰り返しになるが、この度のシバターの大抜擢は十中八九、話題作りのためと考えて間違いない。で、あるならば、このようにYouTubeを通じてマメにネタを提供しているあたり、おつりがくるくらい八面六臂の活躍と言っていいだろう。

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