【東海オンエア・コンビ分析】第七回 としみつ&しばゆー 互いに補い合う友情関係
人気YouTuberグループの東海オンエアが、8月26日〜28日にかけて動画『TECHELOR(テチェラー)』EPISODE1〜3をアップした。このタイトルから、“成功を収めた1人の独身男性=バチェラー”のパートナーの座を女性たちが競い合うリアル婚活サバイバル番組『バチェラー・ジャパン』(Amazon Prime Video)のパロディだとピンときた人も多かったはず。
サムネイル画像には、リーダー・てつやのおふざけ要素ゼロな正装姿。再生してみると本格的なホスト役にナレーション。メンバーの恋愛に関する話題がオープンな東海オンエアのこと、もしや“てつや=テチェラー“のパートナーの座をかけて、選りすぐりの美女たちがバトルを繰り広げるのか……。
と思いきや、登場するのはりょう、虫眼鏡、しばゆー、としみつ、ゆめまるといつもの顔ぶれ。しかも、女装などをするわけではなく、どこか本人の要素を残したキャラクターであるところも、実に東海オンエアらしいところだ。
メンバーが真剣にてつやを巡ってアピールや駆け引きを繰り広げる。てつやも、大真面目に結婚を前提としたパートナーを選んでいく。その姿に、「一体何を見せられているのか」と混乱しながらも、誰がてつやのハートを射止めるのかと、なぜか目が離せない。
てつやはTwitterで「台本全くなかったので途中で目が覚めないように必死で全員のことを愛しました」とツイート。いつも顔を合わせる友だち相手に照れもなく、ラストまでまっすぐにパロディを演じきる。さらに筋書きなしとは、まったく恐れ入るアドリブ力だ。
そんな熱演繰り広げられた『TECHELOR』の中で、MVPとも言えるのが最後までてつやの心を奪い合ったとしみつとしばゆーの2人ではないだろうか。としみつとしばゆーといえば、日頃から何かとコントを繰り広げることでおなじみ。
すぐに海外ドラマ風にやり取りを繰り広げ、メンバーが巻き込まれる図を何度となく見てきた。2020年4月には、ドラマ『恋はつづくよどこまでも』(TBS系)にハマったと思われるしばゆーの振りから、としみつが佐藤健扮する天堂先生になったことも。
また、面白くなるのであれば、彼らはキスをすることにも全く抵抗がない。2018年のサブチャンネル動画『しばゆー姫をキッスで起こしましょう』では、寝ているしばゆーにジャンケンで負けた人がキスで起こしてあげるという流れがあった。負けたとしみつは、即座にしばゆーのもとへと歩み寄り、肩をつかむ。その時点ですでに驚いて起きてしまったしばゆーだったが、事態を察知してキスを受け入れる。
「おはよ」「めっちゃよかった」とカップルのようになりきった2人に「何がだよ(笑)!」とツッコまずにはいられない。だが、ノリノリの2人はそのまま終わらずに、なぜか添い寝&再びキスをして笑いを誘うのだった。