ヒカキンも絶賛した製作費約600万円の“回転部屋” きょんくまが“24時間生活”に挑戦
製作費約600万円をかけた大掛かりなドッキリ企画がYouTubeで人気を博している。学生時代からの友人関係のYouTuberグループが手がけるYouTubeチャンネル「きょんくま」の企画 「”部屋を360°大回転”させるドッキリ企画」だ。
回転部屋はドラマや映画の演出でも使われている手法なんだそう。内装はよくある部屋だが、部屋が回転するよう特注の仕掛けが施してあり、回転し始めたら、天井も床も両サイドの壁もすべてが関係なくなる特殊な空間となる。
大きな話題となった動画が、くまの誕生日を祝うために駆けつけたヒカキンへのドッキリ企画だ。数多のドッキリ企画を経験しているヒカキンも、何も知らされない状態で部屋が回転し始めたら、プチパニック状態に。扉が開き、きょんと対面すると「俺、殺されるのかと思った…これすごい映像が取れてるよ」とコメントした。
部屋を出た後も「よくこれを作ろうと思ったね…」「バンジーとか仕事でやってきたけど、その中でも1番ヤベーと思った」と話し、自身もVTRチェックをして、その派手な映像に笑っていた。実際、視聴者からの反響も大きく、現在までに219万回再生を突破している(※8月3日現在)。
その後もさとひろ、日向結衣ら男女のYouTuberを部屋に閉じ込めて回してみたり、日常生活では絶対に体験できないような空間のドッキリ企画で、見る者も仕掛けられる側も楽しませた。
そんな中で、きょんは「人は“24時間“部屋が回り続けたら生活できる?」といった企画に挑戦した。まるでハムスターの回し車のように、非現実な空間で24時間過ごさなくてはいけないという実にYouTuberらしい切り口の企画で、このシリーズのファンを楽しませた。生活する中でもさまざまなミッションに挑戦したり、傾斜がある中でカップ麺を食べたりと、様々な仕掛けも施され、山場はいくつもあった。
“24時間ぶっ続けで何かに挑戦する”というのはある種YouTuberにとっての常套手段ではあるが、テレビに負けないスケールの回転部屋で24時間生活をするという企画を掛け合わせたのはさすがのアイデア力だ。今後も彼らが回転部屋を使ってどんな企画を生み出していくのか。ファンは楽しみにしていよう。