あの人のゲームヒストリー 第十六回:橘慶太(w-inds.)
w-inds.橘慶太が語る“熱すぎるゲーム愛” 「『ファイアーエムブレム』で命の大切さを知った」
ゲームは大切な「リセットの時間」
――慶太さんにとって、ゲームはどんな存在になっていると思いますか?
橘:今だけじゃなくて、昔からずっとそうなんですけど、僕は普段生活していると、ずっと音楽のことを考えてしまう性格で。街を歩いていても、そこで流れている音楽に意識がいって、「こういうビートや音色をつかってる」「こういうシンセの音を使ってこういう構成なんだな」「このメロディラインは○度に行っていてコードが綺麗だな」とか、そういうことばかり考えてしまうところがあるんです。「こういう環境にはこういう音楽がいいんだな」とか、「こういう音楽にはこういう映像が合うよな」とか、そんなことばかり気になるというか。でも、唯一ゲームをしているときだけは、そういうことをまったく考えなくなるんです。僕にとってはゲームが唯一の息抜きで、忙しければ忙しいときほど、逆に「1~2時間はゲームをする」と決めていたりするんですよ。
――心を落ち着けたり、気持ちをリセットする場所としてゲームがあるんですね。
橘:そうなんです。たとえば、曲づくりでミックスをしているときって、5~6時間ずっと同じ曲を聴くので、だんだん何がいいのか分からなくなってしまいます。そんなときも、一回ゲームで脳と耳をリセットして、もう一回曲に向き合うと、ちゃんと気になるところが聴こえてきます。そういう意味でも、ゲームをする時間はすごく大切な「リセットの時間」ですね。
一時期、ソロライブをやったときに、ライブの頭でドラムで登場したり、他にも色んなことをしたりする公演だったこともあって、一旦ゲームをやめて、二週間ぐらいライブだけに集中したことがあったんです。でも、その本番の前日になって、ドラムの練習をしていたらわけが分からなくなってしまって、「ダメだ。上手くできない」という状態になってしまって。
――本番直前にスランプに陥ってしまった、ということですか……。
橘:そうなんですよ。そのときに、「普段通りの生活をしないから、リズムが狂ってしまっているんじゃないか」と思って、「やめた。一旦ゲームしよう!」と、一度全部忘れてゲームで遊んでみたんです。それが夜中の2時ぐらいだったんですけど、そこから深夜4時頃までずっとゲームをして、翌日ライブに向かったら、本番直前のリハーサルが、これまでやってきた中で一番よくできたんですよ。そこで「ああ、我慢はよくないんだ。普段のルーティンの中で、ゲームのようなガス抜きの時間って大切だったんだな」と気づかされました。そこから、ゲームをする時間をより大切にするようになったと思います。
今では、寝る前に1~2時間ゲームをする時間は、自分にとってすごく大切な時間です。ただ、問題は、頭を働かせるので全然眠くならないということで(笑)。オンラインゲームって「勝ったら嬉しくてもう一回やりたい」「負けたら悔しくてもう一回やりたい」という永遠のループが生まれるので、そこだけ注意しながら、時間を決めて楽しんでいます。
■「KT GAME CHANNEL」放送概要
・2021年3月19日(金)20:00~START
・チャンネルURL:https://bit.ly/3kSzh7A
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