南キャン山里亮太に聞く、ゲーム遍歴と“配信”の楽しさ「子供のころ以来じゃないかってくらい楽しい」

南キャン山里亮太に聞く、ゲーム遍歴と“配信”の楽しさ「子供のころ以来じゃないかってくらい楽しい」

 ゲーム好きの著名人・文化人にインタビューし、ゲーム遍歴や、ゲームから受けた影響などを聞く連載“あの人のゲームヒストリー”。今回登場するのは、学生時代からゲーム漬けだったという、南海キャンディーズの山里亮太だ。

 山里は現在、スマホゲーム実況アプリ「Mirrativ」内でチャンネル「山里の荷車」を立ち上げ、本日11月6日に500回を迎える自身のラジオ番組『水曜JUNK 山里亮太の不毛な議論』(TBSラジオ:毎週水曜25時〜27時放送)の前後に配信を行なっている。今回はそんな彼に、これまでのゲーム遍歴や「山里の荷車」立ち上げの経緯、ゲームを通したリスナー・スタッフとの交流に加え、山里らしい“ゲーム”の捉え方について、じっくりと話を聞いた。(編集部)

「人がゲームをしているのを平気で5〜6時間は見てられる」

ーー過去のインタビューでもお話しされていましたが、山里さんは学生時代から結構ゲームをやっていたとか。一番ハマっていたのはどのくらいの時期なんですか?

山里:1番熱中したのは高校生のころで、『ファイナルファンタジーVI』にハマっていました。自分でもやっていたんですけど、なめちゃんというゲーム好きの友達がいて、彼の家で見ていた時間の方が長いですね。「召喚獣全部見せられるようになったから家おいで」って誘われて、泊まりでずっと召喚獣見せてもらったり。人がゲームをしているところとか、平気で5〜6時間は見てられるんですよ。

ーー今でいうゲーム実況みたいなものですね。

山里:そうそう。何回もバハムート呼んでもらったり、VII(『ファイナルファンタジーVII』)の時はナイツオブラウンド(隠し要素として登場した、最強の破壊力を誇る召喚獣)を見せてもらって感動してましたね。

ーーご自身でもやり込むとのことでしたが、それはどのくらいなんですか?

山里:『ドラゴンクエストIV』は、第1章のライアンが後々合流するってわかってたので、「その時にめちゃめちゃ楽しよう」と思って、レベル45ぐらいまで上げたりしてました。

ーー頑張ってもレベル10、やり込んでもレベル20ぐらいのところで終わる気が……。

山里:膨大な時間を費やしましたよ。最初の頃はありがたがってたホイミンも、「ちょっと黙っててくれないかな」って感じで。そもそも当たらないから、傷も付いてないし(笑)。ドラクエもFFもやり込んでたんですけど、名前を入力できる文字数が全然違うじゃないですか。

ーーその違いを挙げる人は少ないような(笑)。

山里:ドラクエは4文字までなんですけど、FFは結構文字数を入れられるので、自分以外のキャラには、クラスの好きな女の子の名前を付けてたんですよ。当時はヤマシタトモコさんって人が好きで、フルネームで入れてたら、返す時に名前とかデータを消し忘れてて、全部バレたことはありました。

ーーあわせて苦い記憶ですね。そもそもゲームを好きになったのは、どれくらい小さい頃なんですか?

山里:僕の年齢(1977年生まれ)って、一番ゲーム機の変遷を見てる世代なので、その時々の感動は今でも覚えていますね。ゲームを始めたきっかけはゲームウォッチからなんですけど、『ドンキーコング』と『オイルパニック』の2種類があって、圧倒的に『ドンキーコング』が人気なんですよ。そこで、ちょっと自分のセンスを見せようと思って『オイルパニック』を買ったら、地元で持ってるのが僕しかいなくて。あの頃は対戦ゲームがなくて、同じゲームを一緒にやって早さを競ったりしてたので、心の底から『ドンキーコング』にすればよかったって後悔しました。ひたすら漏れてくるオイルを拾ってドラム缶に移す、頭がおかしくなるような作業をずっとやってましたから。

ーー要素だけつまむと修行みたいなゲームですよね。

山里:そこから家にファミコン(ファミリーコンピュータ)が来て、『エキサイトバイク』でずっとコースを作ったり……。「ディスクシステム」が使えるようになった時のこともハッキリ覚えてますよ。おもちゃ屋さんに行って500円で書き換えられるから、めちゃくちゃヤンキーのうちの兄ちゃんから『スーパーマリオブラザーズ2』をA面に入れたディスクをもらって「B面にお前のセンスでゲーム入れてこいよ』って言われて『謎の村雨城』を入れたんですけど、『謎の村雨城』ってA面とB面の両方を使うんですよ。

ーー嫌な予感がします。

山里:兄ちゃんが1回もやらないまま『スーパーマリオブラザーズ2』が消えちゃって、ブチギレてボコボコにされたのを覚えていますね。ツインファミコンは買わなかったから、次にやったハードはPCエンジンかな。おばあちゃんに、今まで人生で踏んできた地団駄の中ではかなりベストな地団駄が踏めて、千葉のそごうで買ってもらったんですよ。めちゃくちゃいい、これ以上ない地団駄が踏めたんだよなあ(笑)。

ーー(笑)。PCエンジンではどんなゲームを?

山里:当時って、説明書を読まずに雰囲気でゲームをやってたんですけど、ここで初めてあの黄色と赤の線を使う日が来たんですよ。テレビに何となく挿してはみたもののゲームが起動しなくて、隣にいた兄ちゃんが「入力切替」ってボタンを押したら、急に画面に『カトちゃんケンちゃん』が出てきたので驚きました。当時、兄ちゃんと「え、これ写真が入ってない?」って驚いたり、下+Bで屁をこくんですけど、それが楽しくてずっとゲラゲラ笑ってたら、兄ちゃんにすごいキレられましたね。

ーーキレた理由がわかりません(笑)。

山里:「ここが楽しいとこのマックスになっちゃってる」って(笑)。ほかにも、兄ちゃんが『THE 功夫』を借りてきたのに「全然つまらねーじゃねえかこれ!」ってキレたり、『R-TYPE』のボスに「何だよこれ、気持ち悪いな!」ってキレてたりしてましたね。メガドライブはクラスメイトのネモトくんが「買ったからみんなで、山ちゃんの家に集まって一緒に『大戦略』やろう!」って言ってくれたんですけど、彼がコントローラーを忘れてきちゃって。ずーっと『大戦略』のデモ画面を見て「綺麗だねー」って言ってました。そこから先ほどお話ししたプレステにハマった高校時代があって、大学受験の時にはゲームから離れて、という感じです。

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